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    2016年    

もうすぐ夏ですよ!?
正月競馬がつい先日のように感じますが、こうして今年初の競馬予想を書いている今はもう春のG1真っただ中。

なかなか更新が滞りがちなのですが、その数少ない予想でより多く当てていきたいものです。

いつも外しているように感じる当予想コーナーですが、
『今までの戦績』ページより更新を始めた2002年から去年2015年までの通算成績を何となく計算してみるとですね、
回収率は116パーセント!
なんと勝ち越しているではありませんか。

自分でも気付いていませんでしたが、この競馬予想コーナー、めちゃくちゃ優良サイトじゃなですか。

「競馬予想TV」よりもはるかに当たる本サイト、ゆめゆめ疑うことなかれ。


    5月15日    

東京11R ヴィクトリアマイル  

過去10年の勝ち馬を見ると、4コーナー10番手以降から勝った馬はアパパネとブエナビスタだけ。
超一流の2頭以外は全て先行馬なので、後ろから追い込むのは難しいレースなのでしょう。
今回も前に行く馬は少なそうなのでペースも落ち着いて、傾向は例年とあまり変わらないのではないしょうか。


15番ショウナンパンドラは昨秋は天皇賞が0.2秒差の4着、ジャパンカップは勝利。
今年も大阪杯が上がり最速で3着と、牡馬相手に常に上位とかなり強い。
実力だけならこのメンバーでダントツだと思います。 ただ距離がマイルは短い。
前有利なレースなこともあって、届くかどうか非常に悩ましい。


2番スマートレイアーは現在重賞2連勝中。
今回先頭を走る可能性が高く、東京も[2.2.0.2]と好成績。
最近調子の良さそうな武豊でもあり、最有力か。


ルージュバックが人気の盲点でおいしくなると思うのですが、どうでしょうか。
先行できて東京[1.1.0.0]
オークス2着の実績もある。


去年の勝ち馬13番のストレイトガールは、スポーツ紙にはすっかり印がありません。
牝馬で7歳なので仕方ないですが、これだけ人気がないと逆に買いたくなる。
半年ほど前にもG1を勝っている馬ですからね、短距離馬ながらスローでスタミナロスが少なければ いい勝負するのではないでしょうか。


あとは人気の実績馬10番ミッキークイーンを押さえますが、
あまり前に行く馬でもないし、3着までかと。

3連単 フォーメーション
1着 2着 3着
2(スマートレイアー)  →   7(ルージュバック)  →   7(ルージュバック)
   →  15(ショウナンパンドラ)  →  10(ミッキークイーン)
    13(ストレイトガール)
    15(ショウナンパンドラ)

馬連
 2(スマートレイアー)  -   7(ルージュバック)
 2(スマートレイアー)  -  15(ショウナンパンドラ)
 7(ルージュバック)   -  15(ショウナンパンドラ)

  (買い目9点)

結果

ハズレ
  1着 ストレイトガール(7番人気)
  2着 ミッキークイーン(1番人気)
  3着 ショウナンパンドラ(2番人気)
  4着 スマートレイアー(3番人気)
  5着 ルージュバック(4番人気)

買った5頭が全て掲示板入り。
なのにハズすというこの残念なクオリティ。。。

ストレイトガールについては「昨年の勝ち馬で秋にもG1を勝っている」とまで予想で言っているのだから、 勝ちもありとなぜ考えなかったのか。
詰めが甘いのです。


    5月29日    

東京10R 日本ダービー  

2歳の冬、朝日杯の時点で、勝ったリオンディーズと2着のエアスピネルは、他馬より抜けて強く見えました。
着順を踏まえると、こんな感じの序列。

リオン < エア < < < 他馬


この2頭が中心のクラシックかと思いきや、2頭そろって出走した弥生賞。
マカヒキが上がり最速で2頭を一蹴。

マカヒキ < リオン < エア


そしてクラシック1戦目の皐月賞、上記3頭は序列の通りに上位に来ましたが、これらをさらに圧倒したのがディーマジェスティ。
共同通信杯からのぶっつけ本番、中山競馬場で大外18番からの完勝。
かなり強く見えました。

ディーマジェスティ < マカヒキ < リオン < エア


とまぁこれまでの主要レースから現時点の3歳牡馬の上位の序列を付けてみましたが、
要は序列の内容ではなく、この上位馬たちが他馬から抜けて強く見えるということです。

逆にあえて不安点を挙げてみるなら、
ディーマジェスティはダービー勝てないスパイラルにハマっている蛯名騎手が鞍上。
個人的には大レースで2頭同時にゴールして写真判定で負けるようなイメージがなぜかあります。

マカヒキはいつも大外に出してから上がり最速で追い込むスタイルなので、3枠は最悪かと。
はたして実力馬揃いのダービーで後ろを回しての大外からの追い込みが間に合うのか。

そこに最近好調のノーザンファーム産のリオンディーズとくるとなると、なかなかに混戦なのです。


ともかく先週オークスのあった牝馬もそうですが、今年の3歳上位馬はレベルが高いと思えるので、 今回のダービーもあまり穴を狙うようなレースではないとみる次第です。


ちなみに皐月賞3着のサトノダイヤモンドがまだよく判らなくて序列には入れませんでした。


別路線組で3着候補として面白そうな馬は、レインボーラインとプロディガルサン。

レインボーラインはNHKマイルCで大外枠からメジャーエンブレムに0.1秒差の3着まで伸びていたこと。
ダービーでも実績のあるステイゴールド産駒なので、距離延長も大丈夫。

プロディガルサンは近年一世を風靡したディープインパクト×ストームキャットの配合。
近親にクラシックで活躍して先日ドバイでも勝利したリアルスティールが居ます。


3連単 フォーメーション
1着 2着 3着
1(ディーマジェスティ)  →   3(マカヒキ)  →   3(マカヒキ)
   →  12(リオンディーズ)  →   4(レインボーライン)
     5(エアスピネル)
    12(リオンディーズ)
    18(プロディガルサン)

  (買い目8点)

ハズレ
  1着 マカヒキ(3番人気)
  2着 サトノダイヤモンド(2番人気)
  3着 ディーマジェスティ(1番人気)
  4着 エアスピネル(7番人気)
  5着 リオンディーズ(4番人気)
  8着 レインボーライン(12番人気)
 10着 プロディガルサン(11番人気)

このメンバーで最後方からの外差しだとマカヒキは届かないと予想に書いたら、
中段からの差し切りという横綱相撲。
それができるなら言っといてくれよ。。。

あと強さの判別が付かないから一度様子見と書いたサトノダイヤモンドが2着。
完全に裏目りました。


    6月26日    

阪神11R 宝塚記念  

普通にドゥラメンテの実績が抜けていると思います。
前走ドバイで負けましたが、走る前から落鉄状態で2着で逆に強さのアピールになっています。
でも関西への輸送は初めてなんですね。

その他、目に留まる馬は以下。
3番キタサンブラック
 昨秋からG1を2勝で着外なしと好調。
 ただ勝ったのが菊花賞と天皇賞春で、有馬記念と大阪杯は接戦ながら他馬に勝ちをすくわれていて、何となくステイヤーの気がある。

2番アンビシャス
 今年に入って中山記念でドゥラメンテにクビ差で2着、大阪杯でキタサンブラックにクビ差勝ち。
 もしこれが実力通りなら、現4歳牡馬の序列は
 ドゥラメンテ > アンビシャス > キタサンブラックということになります。
 ただ、大阪杯はアンビシャスの方がキタサンブラックより2キロ軽かったので微妙ですが。

5番シュヴァルグラン
 手元の東スポには近6走の成績が載っていますが、最初の3走で500万からオープンまで駆け上がり、
 後の3走はG1とG2で複勝を外していません。
 姉のヴィルシーナは一昨年の宝塚記念3着。

7番ラブリーデイ
 昨年の古馬最強馬。
 ただ、ジャパンカップ以降、何となくピークが過ぎた感が漂ってもいる。

8番ステファノス
 昨年はG1で2着が2回。
 なぜかエイシンヒカリが勝ったレースではふつうに負けている。
 過去、叩き2走目は[2.2.0.0]と連を外していない。

11番トーホウジャッカル
 一昨年の菊花賞勝ちの後、昨年の宝塚記念が休養明けで4着。
 前走は天皇賞春で0.3秒差の5着なので、3着候補まで。

16番マリアライト
 昨秋のエリザベス女王杯1着以降、有馬4着、日経賞3着、目黒記念2着で、全て0.3秒差以内。
 昨年までこのレースは3年連続で牝馬が3着以内に入っている。


さて、8頭も選んでしまったので、3頭切って5頭に絞ります。
いつもだいたいここでハズしますので、切られる馬は要注意だったりします。

今年になって陰りを感じるラブリーデイ。
今回のメンバーに直接負けていることが多いトーホウジャッカル。
まずこの2頭を切る。

ステファノスとマリアライトは悩ましいですが、近年の宝塚記念では鳴尾記念組の成績が良いので、ステファノスを残します。

3連単 フォーメーション
1着 2着 3着
9(ドゥラメンテ)  →   2(アンビシャス)  →   2(アンビシャス)
   →   3(キタサンブラック)  →   3(キタサンブラック)
     5(シュヴァルグラン)
     8(ステファノス)

  (買い目6点)


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