ウルトラセブンが55周年なのだそうです。
そういうことは50周年か60周年のタイミングで記念するものではないかとも思いますが、公式の特設サイトが建てられて、記念グッズまで販売されている力の入れようです。
そんな55周年記念の一環で、ウルトラセブン全49話の中から厳選した5話を全国の16の映画館で上映するというイベントがありまして、ウチのジローと一緒に観に行ってきました。
ジローは平成末期の生まれながら、平成ウルトラマンや平成仮面ライダーよりも、昭和ウルトラマンや昭和仮面ライダーを愛するレトロな趣向を持っている少年です。
俺の子供の頃、夕方の時間帯に何度も再放送されては観ていたウルトラセブン。
当時はセブンが怪獣をやっつけてカッコいい、としか思っていませんでしたが、この歳になって見直すと随分と違って見えました。
『地球は宇宙の侵略者たちに狙われている』
ウルトラセブンの世界では、まずこれが前提となっています。
そのため、地球では各国連合による『地球防衛軍』が組織されていて、その中のエリートチームが主人公たちの『ウルトラ警備隊』です。
衛星軌道上には数機の哨戒基地が飛んでいて、地球へ何かが迫る場合はここで一次対応をとったりします。
5話見ただけでもこれだけの設定があり、SF要素がしっかりしていました。
子供に媚びない内容のSFや特撮やアニメは大人になっても面白い。
今回のウルトラセブンや初期のガンダム、最近なら仮面ライダービルドあたりは良くできていると思います。
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