テレワークも始まってもう2年、家族以外は仕事仲間にも知人にも、もうほとんど会うことはない。
たまに出社することはありますが、同じ日に仕事仲間たちが揃って出社するようなことは無いので、そこで以前のようなコミュニケーションは発生しません。
楽ではあるんですけどね。
通勤時間がなくなる訳だし。
ところが、出歩かないので視覚的な刺激が無く、人前に出る緊張感も無い、仲間との雑談から生まれるアイデアも無い。こうして同じような日々を繰り返していると、面白い発見や思い付きからも無縁になっていくようです。
多忙な人が言う、「あっという間に月日が流れた」というのが、もっともらしく聞こえるものですが、実感では忙しかった頃よりも、家に籠って同じような日々を繰り返す今の方が、月日の進行ははるかに速く感じる。
つい先日も、週明けに先週末の記憶を語ったら、それは先々週の話だという指摘を受けました。もはや記憶に留まらぬ間に一週間が過ぎているという、時の流れについていけない重症なのです。
以上のように、日々何も無いもので、基本的には日記に書くようなことも起こりません。
「ならば、書きたくなるまで思いきって何も書かなければよい」
どこぞでそんな台詞を聞いたことがあったような気がしたので、実践してみたところ、何も書かないことが当たり前になった。
そして日記を書かなくなって半年、我に返るように、
「あれ? 俺は大丈夫か?」
と、不安に駆られて書いたのがこの日記。
もしかして、過去に閉鎖していった数多の日記サイトたちは、こうして終わっていったのではないでしょうか。
|