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2020年1月3日

野球に暗黙のルールがあるらしいとは知っていましたが、その内容が詳しく書かれているコラムを見つけました。

アンリトン・ルールというそうです。
それは大会規約に記載されていないが、とくに国際大会での暗黙のルール(不文律)。 マナーとリスペクト。スポーツマンシップとして当然、理解した上でプレーすることが求められるのだそうな。

 大量得点差(7点差以上、相手が格下の際は5点差以上)では
「盗塁禁止=捕逸を除く」
「スクイズ禁止」
「けん制球禁止」
「3ボール0ストライクから打ってはいけない」
「控え選手を多く起用してはいけない」。

また、試合前から明らかな実力差があると分かっているときには
「投手は変化球を投げず、ストレートのみ」
「盗塁禁止」
「ガッツポーズ禁止」
「相手捕手のサイン、動作の盗み見は禁止」
とある。

スポーツマンシップとは、手を抜くことだったのですね。
俺はてっきり、どんな相手にでも全力でぶつかることがスポーツマンシップだと思っていました。
相手を馬鹿にしているのかと思える行為が世の中ではリスペクト、難しいですね。

もしも序盤の7点差から手を抜いて、流れが相手に移ったために逆転負けでもしたら、どうしてくれるんだろう。


1月13日

我が家からガンダムベースへと赴く際の途中の乗換駅が『新木場』だった。新木場は、ただの乗換駅として認識していたのだ。


今日、久しぶりに草野球のお誘いを受けた。 指定されたグラウンドの場所は『夢の島』。
そう、大阪に住んでいた俺でも聞いたことがある。 たしか、ゴミで埋め立てた場所に『夢の島』などという皮肉った名を付けた場所だ。
そのような場所、冒険ものの漫画であれば、間違いなく人間を誘い込む罠である。

中学生の頃に読んだ『3×3EYES』って漫画の5巻だか6巻くらいで、主人公が夢の島で戦っていたのが、俺の夢の島へのイメージの全てだった。

さて、草野球の場合として指定された夢の島。最寄り駅を調べてみると、新木場駅だという。
新木場は下りたこともなく、たたの乗換駅だったのだが、そうか、そこが夢の島だったのか。

降りてみると、このような様子。



思ってたのと違う……

ゴミ溜めの荒野にグラウンドが在るのかと思いきや、周りは公園で木もある。

足場は全て粗大ゴミ、ゴミの冷蔵庫には死体の一つも入っている。そんなイメージの夢の島とはえらい違いだった。


1月18日

最寄り駅の自動改札。
ふだんと何の変わりもなく、財布ごとSUICAをかざして通過しようとした。
タイミングを同じくして隣の自動改札機を通ろうとしたのが、国際社会とは縁遠い俺でも一目で判る風貌の外国人の方。
しかし、そんな外国人側の自動改札機のゲートが開くことなく、無常にも赤いランプと共におなじみの警告音が鳴った。

「サノバビッチ!」

ああっ!? 言った!
歌の上手い黒人さんだけが出せそうな高い裏声で。
英語が苦手な俺でも聞き取れた。
本場のサノバビッチである。

一日の終わりにとても良いものを聞かせてもらい、得した気になったのは何故だろう。一日の疲れが吹き飛んだ。

いつの日か、「ガッデム!」を聞くことができれば、もう思い残すことはない。


2月27日

朝の通勤時間帯、わが最寄駅では快速電車の2本に1本が折り返し運転となるため、それらは最寄駅の始発電車という扱いになります。これすなわち、列んで待って、この折り返し電車に前から三番目までで乗り込むことができたなら、座席に座って眠りながら出勤ができるのです。

なので俺は、毎朝折り返し電車が入ってくる2番線ホームに立ち、折り返し電車を2本(その間に折り返しではない電車も2本来る)ほどやり過ごしながら、座れる電車を列んで待っているのだ。

しかしそこは、悪天候や事故でダイヤが乱れることの多いJR、そのために電車が遅れたり、途中駅で終着駅を変異して乗客を降ろすなんて技もためらいなく繰り出してくるわけです。

ところがそんなJRの技の中でも、最も荒っぽいと感じているものがあります。
それは、とつぜん列車の到着ホームを隣に変更するという荒技です。

乗車位置の前で3列になって長らく待っていると、次第に列は伸びてゆき、ホームが混雑してきます。
そのタイミングで駅員が言い放つのです。

「本日に限り、次の列車は1番線からの乗車に変更します!」と。

列んでいた人々が皆、その場で後ろを向きます。
すると、列んだばかりの最後尾の人が先頭となり、座るために電車を2本見過ごして列んでいた人が最後尾となる、トランプ『大富豪』の革命のような仕打ちが発生するのです。

もうその日のモチベーションは、ここで絶たれます。

説明が長くなってしまったが、今朝、この隣のホームへのチェンジの荒技が発動したのだ。


仕方なく到着した電車に乗り込んで発車を待ったが、なかなか列車は出発しなかった。

そんな待たされる中での車内アナウンスの数々が以下のとおり。

「発車のメドが立っていません」

「大幅に到着が遅れるかもしれません」

「発車しても次の駅でまた長時間停車するかもしれません」

「お急ぎの方は別線の電車をご利用ください」

「途中で目的駅が変更になるかもしれません」

「途中の駅で運行を取りやめるかもしれません」

どんだけ保険をかけてくるんだ、この車掌は!?

しかし俺は、総武快速のこのての罠を知っている。
降りると負けなのだ。
車掌や駅員のアナウンスに説得されるかたちで、多数の人が各駅停車の総武本線のホームの方へ向かったところを見計らったように扉は閉まり、列車は出発した。

発車のメドが立たないから総武本線の方を利用しろとそそのかしておいて、総武本線より先に発車するというこの西村京太郎バリの列車トリックは、総武快速線のお家芸なのだ。


3月2日

コロナで家に籠もる風潮などどこ吹く風、日曜日は休日出勤。
最終電車に揺られて家に着けば、日付は変わり時刻は1時を大きく回っている。

風呂から上がると時刻は2時であったが、『疲れた』『晩飯を食ってない』の条件が合わさったならば、導き出される答えは一つ「飲まなきゃやってられない」。

上級者ともなれば、片方の条件だけでも同じ結論を出せるが、俺などはもはや、毎日 無条件でこの答えにたどり着く脳内ロジックを身につけている。

録画した大河ドラマを観ながら、辛いカップ麺と共に缶ビール数本を摂取。
3時間ほど寝たならば、もう平日の通常出社。

うん、腹の調子が悪い。

絵に描いたような体調管理失敗。
いつも後悔しかない。


3月3日

武漢熱が蔓延している影響で、プロ野球のオープン戦は無観客試合数となり、そしてペナントレースの開幕も遅らせるかもしれないという。

これは、こういうことだ。

開幕が遅れるだけ、スワローズの自力優勝の消滅が延びる!
ということは、今年は7月もしくは8月までプロ野球を楽しめるかもしれない!
(超ポジティヴ思考)


ちなみに開幕投手は石川選手が有力だそうな。
石川選手は2005年以来、何度も開幕投手をこなしているのは立派ではあるが、15年間エースが代わらないチームって……


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