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7月1日

サイト見直し月間です。
そのような月間は予定されておりませんでしたが、思い立ったので、急きょ発生です。

そもそもこのサイト、検索しても出てきません。意図的に出ないようにしている訳ではなく、シンプルに無名です。
元々、ネット世界の片隅にひっそりと生息しているサイトとして書いてきましたので、SEO対策などまったく考えてきませんでした。
しかし試しに検索してみて、同じようなテイストの日記が出てきたりすると、謎のヤル気が滲み出てくるのを自覚しました。


僻地という名前の日記サイトだと思っているので、「僻地」や「僻地 日記」といったキーワードで検索しても、現状、ヒットの気配すら感じられません。

そこで、とりあえず検索エンジンでの順位の上げ方をググってみました。
そして、そこに書かれていた対応ポイントの中で、あまり難しくなさそうなものに手を出してみました。

まずサイトのHTMLのタイトルに検索されたいワードを含めておくと、検索エンジンの巡回はそれを読むそうで、検索にかかりやすくなるそうです。
そこでトップページのtitleタグに「僻地 | 日記」の文字を入れておきました。

次に、やはり今どきは、スマホ対応のできたサイトが、検索エンジンにも好かれるそうです。これは幸いなことに一年ほど前にすでにチャレンジしていまして、 トップページや2018年以降の過去日記はスマホ対応しています。それ以前の過去日記は、膨大すぎて対応する気力が湧きませんが。

さらにGoogleウェブマスターツールというサービスにアカウントを作成し、そこで生成されたタグをサイトのHTMLに埋め込んでおけば、Googleの巡回の対象になるの だそうです。
さっそくやってみました。例によって過去日記の全ページに埋め込む気にはなりませんが。

あとはしばらく放置ということで。
はたしてこのサイトが検索にヒットし、見知らぬ人がたびたび訪れるなんてことがありえるのだろうか。

ちなみに「僻地」で検索すると、僻地の医療といった何とも重大そうなテーマのものが多数ヒットします。 こういった深刻そうな話題を扱ったサイトたちの中に、当サイトの日記のような全人類にとって無益なものが上位に割って入るというのは、なかなかに気が引けますが、まぁきっと無用の心配なのでしょう。


さて最後に、当サイトの1コーナーである『小さな歴史の旅』。これが銅像の写真を撮ってきては掲載するだけのコーナーでしたが、趣味が高じていつの間にか、内容が充実してきました。
ここの日記などより数万倍ひとの役に立つ可能性を感じたので、サブドメインを与えて独立させてみました。こちらも今は皆無の訪問者が増えたりすると面白いのですが。


7月2日

二十年近くこうしてネットで日記を書いていますが、ただただ気まぐれで始めて、気が向いた時に更新しているだけなので、更新の頻度についてのプレッシャーというものは、とくにありません。
読んで面白い文章を書ければ理想的ではありますが、文才に乏しく、いつの日か書籍化してやろうといった野心もなく続けていますので、中身の濃さについてのプレッシャーもとくにありません。
日記を載せるだけの一方通行なので、反響に対するプレッシャーもありません。(そもそも読者が居ません)
長く続けてこられた秘訣は、あえて辞める理由がないというだけです。


さて、そんな二十年前というと、
今をときめくSNSなんてツールは無いですし、ブログすら登場まで数年を要す時期ですから、アンクの『HTMLタグ辞典』という本を見ながら、このつたない日記サイトを作ったものです。
少し改造したりして手を入れてはいますが、今でもほとんど初期から変わらぬまま、素人の手作り臭の抜けないデザインでサイトが存在し続けている次第です。

当時、ITベンチャーな会社に業務未経験で入社した私には、WEBについての見識もさほど無かったもので、勉強がてらホームページを作ってみたというのが、日記サイトを始めた理由の半分です。

残り半分の理由は、単に流行ってたのです。当時ネットをする人の中の一部で、このての『テキストサイト』というものが。
ブログが無い頃なので誰にでもできる訳ではない、でも最低限のWEBの知識と最低限のHTMLの書き方さえ勉強すれば誰にでもできるという、ちょうど良いユルさの参入障壁だったのでしょう。
やる気のある人たちが手を出して、大手と呼ばれる少数の人気テキストサイトと、その他の有象無象のテキストサイトが乱立していました。
オフ会なるイベントが催されて、大手の管理者と仲良くなり、大手サイトからリンクを貼ってもらってアクセス数を伸ばすようなサイトも多かったので、 アクセスが多ければ面白い文章を書いているという訳でもなかったのですが、とにかくそんなネット世界の一部分で、管理者が日常に見聞きしたことをおもしろおかしく書くテキストサイトが流行っていました。

そんなご時世にこのサイトも始めたのですが、なにぶん私が面倒を嫌うもので、掲示板やメールフォームをサイトに設置して反響を募ることもなく、 他サイトにアプローチしたりオフ会に参加してコミュニティを広げたりすることも一切なく、片隅で人知れず存在し続けておりました。『僻地』というサイト名を体現しております。


そんな隆盛を誇ったテキストサイトたちも、今ではほとんど残ってはいません。
私の場合は、自分のペースで気まぐれに書いているだけなので、辞める理由が無かったと書きましたが、多くののテキストサイトの管理人の方々は、きっと熱意を持って更新に全力を尽くし過ぎたのでしょう。 生活環境が変わったり、炎上のひとつもあったり、または続けているうちに厭戦気分に陥ったりすると、同じ熱量で続けられなくなったのだと思います。まあ今でもブログくらいは別名で続けている方がいるかもしれませんが。


当時のテキストサイトの文章のといえば、「フォントいじり」という手法が流行っていました。オチやツッコミとなるフレーズの文字を大きくしたり、色を変えたりするものです。 他にも管理人の一人称や文体にキャラ付けして個性を出すということが行われていました。
また、文章の末尾に(泣)(笑)(涙)などを付けて、喜怒哀楽を強調しましたが、今では(笑)が「w」として生き残っているだけです。
私も当時は、これらを新しい表現として面白いと思っていました。しかし色々な文章を読むにつれ、とくに読書量が増えた事が大きいのですが、あまり使わなくなりました。

バリバリの売れっ子作家から雑誌に寄稿しているフリーのライターまで、もの書きで生計を立てるプロが書く文章というものは、読んでいて違和感が感じられません。
文章に違和感がないと、読む人は余計なことを気にすることなく、文章が伝える内容だけを楽しむことができます。
私も今では、奇をてらった文章よりも、違和感のない文章の方に落ち着きを覚えるようになりました。

私も素人ながら、少しでも違和感なく読みやすい文章になるように、気をつけて書くようにしようと思います。


7月4日

サッカーのワールドカップはお祭りですので、時間に無理のない程度に見ます。

クラブチームレベルでは国内も海外も、どこに誰が所属しているのかを知らないので、「にわかファン」というやつです。

ただ、Jリーグが始まってからのサッカーしか知らない にわかファンが、にわかな知識で勝手なことを書きますと、 強い強いと言われながらいつも意外とあっさり姿を消す国と、きっちり決勝まで残ってくる国があるような気がします。

■きっちり優勝争いするイメージの国
ブラジル、ドイツ、フランス、スペイン

■評判のわりに決勝までいかないイメージの国
アルゼンチン、イングランド、イタリア、オランダ

■予選リーグで終わるイメージの国
アフリカ勢すべて

他の国は残念ながら、イメージがありません。


高校野球でいうと、いつも甲子園に出てくる常連なのでみんな知っているけれど、ベスト8くらいで姿を消すということで、アルゼンチンは仙台育英高校のようなイメージです。

いかがでしょうか。ただの個人的なイメージの話ですので、評価が気に入らなくても命は狙わないでください。


7月24日

会社帰りにマクドに寄り、コーヒーをたしなみながらの読書。
これぞ庶民の贅沢であり、私が落ち着いた心で知性にふれる、憩いの場なのです。

マクドは冷房が効いていることもあり、私は読書の時にはホットコーヒーを注文する傾向がある。 ちなみに昨今の猛暑といわれる日にマクドでホットコーヒーを注文すると、正気を疑う表情で本当にホットなのかを確認されることもしばしばありますが、 そんなことでは折れない心を身につけました。

しかし今日は、記録的な猛暑日だったことでニュースがもちきりな日であり、さすがにここは冷たい飲み物にしておくべきか。 オーダーの順番を待ちながらそのようなことを考えているうちに、ふと気になるものを見つけた。
作り置きのホットコーヒーのポットに微量のコーヒーが残っている。しかも、店内にはコーヒーが焦げたようなにおいが香っている。 おそらくこの微量のコーヒーは、微量が残ったのではなく、長らく保温で放置された結果、この微量になったのではないか。
これはさぞかし不味いのだろうなと考え出すと、もう確かめずにはいられなかった。

上から冷房が吹き下ろす窓際の席は空いてることが多いのですが、今日に限って空いていたのは入口付近の温度が高めの座席。

飲む前からすでに香ばしい焦げ臭を放っているコーヒーを飲んでみると、予想通りの味でした。 注文後に店員さんが忖度して、新たなコーヒーを入れ直すというパターンも想定しましたが、そんなことにもならず、そのままの美味からぬコーヒーだったことで何だか満足しました。

何故こんなことをしたんだろうという事後の感想しかありませんが、暑い日のホットコーヒーは放置が長くて不味い可能性が高いという教訓となれば幸いです。


8月5日

「猛暑に注意!」などといって煽るのは、出無精な人に「家を出なくていい」というお墨付きを与えているようなもので、 夏休みに大阪の実家までは行きましたが、ほとんど外出をすることはなく、冷房の効いた部屋で待機です。

それにしても大阪は暑かった。
千葉に戻ると千葉も暑かったが、風が吹いている千葉の暑さははるかにましに思えます。

何もしなかったので、この程度のたわいも無い感想しか湧かない残念な夏休みが終わってしまいました。
現在、明日からまたお仕事という絶望感に押しつぶされそうな最期の時間なのです。


8月31日

今年はプロ野球中継やプロ野球ニュースを見ていると、
「リクエスト成功!」
という言葉をよく耳にします。

きわどいプレーで、審判の判定に疑いを持った場合、試合を行っている両チームの監督は、 1試合につき2度まで、ビデオ判定を要求できます。これを「リクエスト」と言うそうです。

今シーズンから、この「リクエスト」ルールが導入されると、タイミングの微妙なプレーでは、 ことごとくリクエストが要求されるようになりました。
そして意外にも、リクエストで判定が覆ることが多いのです。

アナウンサーも「リクエスト成功!」なんて盛り上げますが、あれらはすべて 誤審 ですから。

しかも審判、VTRを見たあと、悪びれるどころか、エンターテイメントっぽく、 ちょっと時間をためて、指をさしてから、「セーフ」のジェスチャーをやったりする。自分が間違ったくせに。

去年までは誤審などしようものなら、叩かれていたはずなのに、何かがおかしい。


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