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7月6日

仕事帰りにふらふらとコンビニに寄った。
買い物をした際、おつりが300円になるようにお金を払ったのだけど、 手渡されたおつりを見ると、350円だった。

「おつり300円ちゃいますか?」

と言って、50円を店員に返した。


店を出る直前、背後で店員の会話が聞こえた。
「いい関西人だった」


気を抜いて話したので、関西弁が出ていたようだ。
そして、『いい関西人』の称号を得た。


7月14日

ひと月を切ったので、夏休みの終わりに実家から帰るための新幹線チケットの購入について考えた。

1ヶ月後にはもう俺の夏休みが終わっていると思うと、気持ちが重くなった。


7月21日

6月、ジャイアンツの13連敗が世間で騒がれている裏で、我がスワローズは5連敗→1勝→10連敗と、えげつないことになっていた。

「それなのに、ジャイアンツの連敗ばかりが報道されてズルい!」
なんて言いながらも、薄々は分かってたんです。


そして7月、あれからたったひと月で、スワローズはまたも仕切り直しの14連敗。

そして案の定、注目されなかった。。。


7月25日

俺は不眠とは無縁な人間だ。
布団で寝ころぶと、すぐに眠りに落ちる。

これは日常の習慣が、長年くり返されるうちに自己洗脳のレベルへと昇華して、身体や脳に動きがインプットされたのだろう。
だから、いくら頭では「寝たくない!」と思ったところで、もはや無駄な抵抗なのです。
子供を寝かしつけていても、俺が最初に寝てしまうので、子供がいつ寝たかなど、知る由もないのです。

ここ数年に至っては、床で寝ころんでテレビを見ても、すぐに眠りに落ちるようになった。
番組中にCMを挟まれると、まず助からない。


もう睡眠時以外は、寝ころぶことも許されない体になってます。


そして最近では、座椅子に座っていても、眠りに落ちることが判明した。

いつも座布団に座ってゲームをするのだが、あるとき座椅子を持ってきてゲームをしてみたところ、あっさり寝落ちした。


どれもこれも全て、寝てしまう呪い。
寝ころんでテレビが見たい。


8月23日

現在、借金32で真中監督が退団することとなったのは驚くポイントではない。
借金32のヤクルトがホームゲームでは勝ち越してることが驚くポイントだ。


9月1日

霊能者といわれる人が、むかしからよくテレビに出てくる。
キメる系のキノコを食べるわけでもなく、しらふで霊の姿が見える人たちです。

ありがちな番組構成としては、霊能者が霊の見えないリポーターと一緒にロケに繰り出して、「あそこに着物を着た少女が居ます」なんて言ったりするのが王道です。

UFO特集なんてのも同じなのですが、胡散臭くて信じられないことと、好き嫌いは別の話でして、ついつい見てしまうのです。

これまで何度も心霊特番を見てきて、その中で霊能者が見えているという幽霊の傾向を思いつくままに挙げてみます。

・霊は人の姿をしている
少し離れた場所からでも、「あそこに女性の霊が居ます」なんて言うので、霊は光の固まりだったり、雰囲気的なものではなく、人の姿としてはっきり見えるようだ。

・霊は基本的に衣服を身に着けている
「鎧を着けた武士が」とか「髪を振り乱した老婆が」と言うので、服を着ているということが分かる。

・霊は死んだ時の姿をしていることが多い
もし霊本人が生きてきた中の好きな時期の姿で霊になれるなら、よく言われる落ち武者や老婆という姿は、そうそうチョイスしないはずだ。

・時代を問わない
「鎧を着ている」や「セーラー服を着ている」というあたりから、歴史上のいろいろな時代に生きていた人たちが、現在は霊として存在していると察せられる。

・誰でも霊になれるわけではなさそう
世代別の死亡率で考えると、妊娠中や生まれて間もない体力の無い赤ちゃんの割合がある程度を占めると予想できるが、そんな割合で赤ちゃんの霊がそこらじゅうに居ると言った霊能者は見たことがない。
ということは、やはりある程度世の中を知った上で未練や恨みを持つ人だけが霊になれるといった条件があるのか。

・何か言いたいことや訴えたいことがあるらしいが、積極的には伝えてこない
霊を見た霊能者は、彼らは何かを訴えかけていると言う一方、霊の行動は地味に取り憑いたり、昼間でも暗い森で出たり、夜に人に怖い思いをさせたりするなど、およそ人に話を聞いてもらう態度ではない。


ついでなので霊能者から少し話は逸れるが、何度そういう特集を見ても、いまいち霊に関するルールで、はっきりしない部分もある。

・写真には写り込める
見えないものがモロに写る。
そらこんなもんが写ってたら怖いわ!と思うような写真が心霊特番などではたくさん紹介されるが、自分や周りの人で心霊写真を撮った人がいないところから考えると、常に写るわけではないらしい。
霊能者が町を歩いてたりして、案外容易に「あそこにいる!」というくらいなので、幽霊人口としてはけっこう過密であると推測され、もし必ず写真には写り込むというなら、カメラがこれだけ普及したご時世なら心霊写真で溢れかえるはず。
ポケモンGo と同じようなノリで、あの道で幽霊が居たという情報が共有されて、撮影者が群がると思うのですが、そうなってないところをみると、写真に写り込むにも何かルールがあるのでしょう。

・見えない人にも見えることがある
夜、身近に霊が出たり襲われたりして恐ろしい体験をした話や映像が紹介されたりします。
しかしそれらの人は、普段は見えない側の人です。
ということは、ふだん見えない人でも、何かの都合で見える時があるということになります。
霊が人を脅かす時だけ見えるという状況から察すると、見える見えないのON/OFF機能は人側ではなく霊側が持つ能力に思えますが。
これもルールがよく分からないところです。


閑話休題。
そんな霊能者さんの能力と特性が、人類にとても貢献できる分野があると思います。
考古学や歴史学、文化人類学といった分野です。

ここ1400年くらいは、文字による文献がある程度存在するので、おおよその歴史は分かっていますが、それでも昔は現代のように誰でも気軽に日記やコラムを書いて残しているわけでもないので、伝わる情報としては最低限の量です。
なのでそれ以外のことは主に発掘などに頼らざるをえず、解明には膨大な時間と根気を要するのです。
「日本史」の括りなら神武天皇からでも2600年ですが、「日本人」という括りにすると、もう何万年というレベルになります。
最近では放射性炭素年代測定で16500年前の土器まで見つかっています。
この1400年の間でも人の身なり格好は大きく変わってきたくらいなので、16500年間ともなると、色々な変化があったに違いありません。

そんな16500年間の様々な時代を生きた霊たちが居て、それがはっきりと見えるのですから、霊能者とは夢のような能力の持ち主じゃないですか。
人の姿という点では、発掘よりも早く鮮明で詳細に分かるのですから。


以上を踏まえまして、例えばこんな案はどうでしょうか。
優秀な霊能者100人を連れて日本全国を回るのです。

珍しい身なり格好の霊を見かけたら、霊能者みんなで見えているものを他者との相談なしで絵に描きます。
絵の上手下手はありますが、みな同じものが見えているのですから、同じ絵になるはずです。
そうすればどんなに疑り深い人でも、100人が同じ絵を描いたとなれば、さすがに信じざるをえません。
そのための100人です。

そして描かれた絵からの時代考証を専門の先生方に委ねれば、もう飛躍的な歴史の解明という、国で予算を組んでもいいくらいのロマンに満ちた企画になる思うのですが。


9月7日

朝からお腹の調子の悪い日だったが、どーせもう調子は悪いんだからと、昼に新発売の辛い担々麺を食べた。

平時なら壊れることを心配することでも、もうすでに壊れてるのだから、今さら壊れることを気にする必要はないという発想だ。

午後、輪をかけて腹の調子が悪化した。

腹痛には想像のさらに上のステージがあったのだ。
限界突破というやつか。
担々麺の呪いは、夜まで続いた。


2回以上トイレに行くことになる食べ物は、もう「毒」と言ってよいと思う。


9月17日

寒気がするほど首が痛い。

寝違えに近いタイプの痛みの豪華版だ。昨日の朝起きるも台風で外に出られないので、家で安静に過ごしていた午後に痛くなってきた。
ぜんぜん寝違えてない。
そしてもう何をしても痛い。
痛くない体勢が無い。

その夜寝てても、「痛いなぁ。。」と思ってる自分がいる。
寝返りたい、でも痛くて動けない、でも寝返りたい、でも痛い、と考えているうちに目覚ましが鳴った。
寝た気がしない。

今日も痛みに耐えていた。
首の左側が患部だと思うのだが、痛すぎてもう背中から上全体が痛いように感じる。寒気がしてきて、熱は無いのに熱っぽくなってきた。


夕方まで安静にしていたが、おとなしくしていたところで痛いことには変わりがないので、気晴らしに散髪へ出かけてみた。

いつも散髪屋でひげを剃ると、そり跡に何やらスッとするクリームを塗られる。
今回、首筋も剃られたので、その流れで首にもスッとするクリームを塗られた。
寒気が倍増した。そこそこの高熱のバーチャル体験だ。

散髪の帰りに晩ごはん用のおつかいがあったので、散髪屋の向かいのスーパーに入った。
めちゃくちゃ冷房が効いていた。スッとするクリームの効力はまだ健在なところにである。
スーパーで遭難しそうなくらい震えた。

首が痛い話なのに高熱とか遭難とか、死因がズレてきている。


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