『ぬらりひょん』という妖怪がいる。
岡山の妖怪で、家族に違和感なく溶け込み、一緒に食卓を囲んでご飯を食べているが、誰も気付かないという、じじいの妖怪だ。
まぁ食費がかさむものの、存在に気付かないだけに怖くはない、コソ泥レベルの妖怪なのです。
先日タロウが、録画していた『妖怪ウオッチ』の劇場版を見ていたのを俺も横目で見ていた。
すると、妖怪の世界のトップに閻魔大王が君臨するが、その側近のぬらりひょんが裏切って妖怪世界の簒奪を企てるというお話でした。
ぬらりひょんが妖怪ナンバー2とは、過大評価が過ぎる。
しかもハゲじじいではなく、ロン毛の男前。
以前から、ちょくちょく妖怪モノの漫画やアニメでぬらりひょんが妖怪のボスや黒幕として登場するのが気になってはいたのです。
子供の頃に見てた『ゲゲゲの鬼太郎』で、妖怪達を悪事に引き込む悪の黒幕にぬらりひょんが抜擢されていましたが、
あの設定がずっと踏襲されているのでしょうか。
だとすると、水木先生おそるべし。
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