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7月10日

『キン肉マン』という漫画に異様な愛着がある。

170円を握りしめた小学3年生の頃の俺が初めて少年ジャンプを買いに行ったのも、キン肉マンが読みたかったからだ。

どーでもいいことだが、その時の少年ジャンプの表紙は『キャッツアイ』でした。


そんな『キン肉マン』についてこれまで何度となくヨメ様に語るも、まったく興味を示さないので、
今日は少しだけここに書き連ねてみようと思う次第です。


まずは知ってもらうためにヨメ様にも語った、物語の初期設定。

世の中には人間以外に「超人」と呼ばれる人間をはるかに超える身体能力を持つ男達がいるという世界。
ある時、キン肉星の大王と王妃が、生まれて間もないキン肉マンを乗せた宇宙船で旅行に出ました。
ちょうど宇宙船が地球の東京上空を通った頃、眠る幼いキン肉マンにブタがたかっていることに気付いた大王。
ブタを宇宙船から放り出したのですが、キン肉マンのその容姿から、誤ってブタではなくキン肉マンの方を放り出してしまいました。
東京の田園調布に捨てられた形のキン肉マンは、いつしか空き地に小屋を立てて、人々に「ダメ超人」と言われながらも地球の平和のために戦っていました。

ヨメ様も「何を言ってるんだ?」という顔をしていましたが、本当にそんな話なのです。
がんばってついて来てください。

それでは、このキン肉マンの生い立ちをキン肉マンの盟友であるテリーマンが熱く語ったシーンがありますので、ご覧を。

      
      

これは不幸な生い立ちから悪の力に手を染め、キン肉マンたちと戦った敵超人へのセリフなのですが、
あのとんでもない設定が何だか感動的にすら思えてくるから不思議です。


この『キン肉マン』という漫画、一言でいうと、「支離滅裂」です。
しかしファンは、ストーリーの矛盾の一つや二つは全く気になりません。
この漫画は「ゆでたまご」という2人組の先生が描かれているのですが、少々無茶な展開、
例えば「とある超人が戦っているリングの周りに一瞬で大樹を生やしたり、それに対して対戦相手の超人が あっという間にチョップですべての大樹を伐採する」といった謎な試合展開を見せられようとも、 ファンは皆、超人たちの熱い超人レスリングのファイトが見られるならば、もうそれで満足なのです。


『魁・男塾』という有名漫画では、死闘の末に絶命したキャラを、王大人(ワンターレン)という人物があっさり生き返らせてしまうので、 「あの激闘は何だったんだ」と思われるのは有名な話です。
別の有名漫画では、死んだはずのアバン先生が「じつは死んでいませんでした」と再登場してきたりと、
少年ジャンプの漫画では、死んだはずのキャラが復活するなんて日常茶飯事です。

もちろん『キン肉マン』も例外ではなく、死んだ超人が復活します。
しかも生き返ることについて、特に特別な設定すら何もありません。
ゆで先生が新しいシリーズで描きたいと思ったなら、たとえそれが過去に敗れて死んだはずの超人であっても、しれっと登場してきます。
そんな時もファンはもちろん、「ああ、ゆで先生、またやったな」と細かい事は気にせず温かく見守ります。
過去に死んだことは忘れる、もしくは敗れて死んだように見えていたけれど、そんなものは思い違いなのであって、死んでなどはいなかったのだと記憶を補正するのが、
『キン肉マン』のファンというものなのです。

かつて「7人の悪魔超人編」というシリーズがあり、大将のバファローマン以外の悪魔超人6人は、キン肉マンたち正義超人との闘いで死亡したのですが、
現シリーズではその悪魔超人7人が全員、ふつうに戦いに参戦してきます。
もちろんファンは、過去に死んだことには目をつぶるのですが、悪魔超人の1人のスプリングマンが、正義超人のラーメンマンへとんでもないセリフを吐きます。

      

「一度殺されてる」と言っちゃってます。。。
「殺し返す」とか何だかもう生死をかなり気楽な感じに語ってるし。

しかもその後の回想シーンでは、正義超人に敗れてからの7年間、洞窟のようなところで悪魔超人たちが血のにじむ訓練に明け暮れてきたことが語られます。

もはや死んですらいません。



このようにファンも固まるような設定を放り込まれることも多々あるわけですが、
この作品のその他の特徴に、「見切り発車」というものがあります。

上で語った「7人の悪魔超人」にちなんだ話で、ファンの語り草となっているものを一つ紹介してみます。
まず7人の悪魔超人とは、単行本の表紙にも描かれているこれです。

     バファローマン
スプリングマン
ブラックホール
ミスターカーメン
アトランティス
ザ・マウンテン
ステカセキング

しかし彼ら7人の悪魔超人の初登場のシーンが次のものです。

      

真ん中にすごいのが居るが。。。
しかし次の週にはホンモノの7人が描かれており、あれは誰だったんだという見切り発車ぶりが見えるエピソードの一つです。


くれぐれもお間違えの無いように言っておきますが、『キン肉マン』を批判しているのではありません。
これらも含めて魅力で、楽しくて仕方ないのです。


服を黒いペンキに漬けて着ると牧師に変装できる話とか、
いつも宇宙から攻めてくる完璧超人の本拠地が地下だった話とか、
まだまだ語り尽くせぬことが山ほどあるのですが、今日はこのくらいにしておきます。
俺の『キン肉マン』へのあふれる愛が伝われば幸いであります。


7月16日

2歳のジローが平日によく母親に言う言葉。

「また父ちゃん来てくれるかなぁ」

そろそろ一緒に住んでいることに気付いてほしい。


そんなジローが先日、40度オーバーの熱を出して苦しんでたので、横に座って看病したが、高熱で朦朧としながらも、

「とうちゃん。。イヤ。」

何だかすごい信念を感じた。


8月8日

夏休みってことで岡山行ったり大阪行ったり三重行ったりしてきましたので、
その1週間で見たりした他愛のないことを書きなぐってみます。



岡山県のばあちゃんの家から車で、近くのトンネルを2つほど抜けて10分ほど走ると、海水浴場に着く。

そのトンネルの出口付近は道がカーブになっていて、その道路脇には珍しい『その他の危険』の道路標識が立っていた。

     こんなのです 


「その他の危険」と言われてもどんな危険に注意してよいのかさっぱり判らない標識なのですが、おそらく危険の内容を伝えようとしているのであろう看板が標識の下に掲げられていた。
ただ、小さい文字で、やたら長文なため、何が書いてあるのかまったく読めなかった。

世の中には、残念なものって在るものだ。



さて、危険に気をつけるといえば、
休みも半ば、大阪の実家から三重県の海水プール(遊園地内)へ家族を連れて車で行った帰りのこと。
父上からは事前に「最近、夕立が多いから気をつけるように」と言われていた。

帰路、うねった下り坂を高速で下る場所で来ました、突如の夕立発生。
右車線を走っていたのですが、フロントガラスを叩きつける雨粒が大きく、 前を走る車のテールランプについて行くのが精一杯でとても車線変更なんてできないなかなか危険な状態。
なんとか下り坂を抜けると、若干見通しが良くなった。
いつの間にか前を走る車がいなくなり、正面に車は見えない。
左車線には、車が並んでいる。
さすがに左車線に入って、スピードを下げて落ち着きたいということで、左のトラックを抜かしてから、 車線変更をしようと考えたその時。
水捌けの悪い道に入ったのか、左のトラックが水を巻き上げ、我が家の車のフロントガラスに直撃して何も見えない状態に。
約10秒の出来事ながら、何も見えずに時速80キロ、もしカーブが来てたら死んでいたという笑えない思い出でした。

気を付けろと言われる事は、たいてい気を付けようがない。



ヨメ様の実家近くには、
ほっかほっか亭とHotto Mottoが道路を挟んで向かい合わせという至近距離。
見てるこっちが気を使う。



夏休みも終盤、自由な日ができたので、趣味の歴史銅像巡りに三重県へ。
人生で数えるほどしか行ったことのない三重へ中1日で赴くとは、俺もフットワークが軽くなったものだ。

津城跡の公園で藤堂高虎像を見た後、地図上では少し南西の方に「北畠神社」が在るということで、カーナビに目的地設定。
市街地のメインストリートを走っていたまでは良かったが、右に曲がらされた途端に山道に突入。
しだいに山深く対向車とすれ違うのも困難な道となっていき、焦り出す。
なんせ神社に行ってみようというだけの軽いノリだったもので。

こんな場所から誰がバスに乗るんだという山道の右手にバス停の時刻表が立っていた。
トトロでしか見たことのないような景色だったが、時刻表が右手にあったということは、 対向車としてバスが来る可能性があるということか。

周りは大自然なので、まずは自然の空気を吸って落ち着こうと窓を開けたりしてみた。
じつは2日前に家族で出かけた際、助手席に盛大にカフェオレをぶちまけた。
これが乾いて納豆のような臭いを発していたのですが、窓を開けて空気を取り込むと、 空気が循環するせいか、なぜかさらに増幅した納豆臭しかしなかった。


そんな山を越えては集落、山を越えては集落と繰り返し、いくつ山を越えただろうか、北畠神社にたどり着いた。

神社の境内にてお目当ての銅像を発見することができましたが、どう見ても大阪阿倍野で見た像と同じものだった。

その夜、父との酒の席には、口数が増えた俺が居た。



久しぶりに父上と回転寿司に行った。
刺身を食えない嫁と、酢飯を食えない子供と暮らしているので、里帰りしてお互いの実家に別れた時が、 寿司を食うチャンスなのです。

席についていきなり、寿司が流れているレーンが止まった。
復旧までしばらくお待ちください状態に入り、レーンが復旧するまでの数分間は自分の横で止まっている寿司を食うしかなくなった。

「ゆず漬けかつお」

それが俺の横に止まっていた寿司の名前だ。

こういう些細なシーンでも、自分の運の無さを再認識させられる。
運の良い人の横には、「トロサーモン」あたりが止まっているのだと思う。


8月20日

野球観戦で初めて西武ドームへ行ってきました。

今年は正確には「西武プリンスドーム」というらしいが、最近の球場名などコロコロ変わるので、 いちいち憶えてられない。
西武ドームで問題ないだろう。

台風が来たりして、雨の多い日が続いていて、この日もけっこうな雨でしたが、 ドーム球場ならへっちゃらなのです。

到着してみると、球場の様子がよく分かりました。

      

元の西武球場の周りに小さな柱を建て、その上に屋根を付けただけです。
屋根さえあれば、「ドーム」を名乗ってよいみたいです。

壁が無いので大雨が降ると、ふつうに濡れます。
ドームなのに、自分より前方に雨が見えます。


あと、壁が無いので冷房が効かないため、
バラエティ番組でしか見たことのない巨大な扇風機が置かれていました。

     こんな位置に扇風機を置くと、ボールが変化しそうだが。。 


ちなみに俺の座った席の横の「B19」の通路(階段)ですが、 雨のせいもあって、10人以上の人が滑って転倒してました。
中でも両手に物を持っていた人は、高確率で腰を痛打してしばらく動けない惨状でした。
「大丈夫です」なんて言っていたが、ぜったい大丈夫じゃない。
あれはどうにかした方がよい。


8月26日

帰宅してリビングの灯りを点けるなり、頭上からセミに襲われた。

俺の額にぶつかったセミはそのまま飛行して、壁掛け時計の横にとまった。

俺は虫を触れない。
だが、子供が虫取りをしているところは見たことが無いが、虫取り網だけは持っていることを思い出し、 探してきてセミの前で構える。
網で虫を捕まえるのなど、小学生の頃以来だ。

はたして夜に大人がこれを家の中でやっているあたり、「何故そうなった」という思いしかない。


自分の中でもインパクトのある出来事だったのか、その夜めずらしく夢を見た。
夢ではさらに2匹のセミをリビングで捕まえていた。

俺は計3匹のセミと戦ったことになる。

夢ではその後、柱にセミの幼虫の抜け殻を発見し、8年前から居たのか?と思ったあたりまでしか憶えていない。


8月30日

色んな所が痛くなる身体ですが、意外と胃が痛くなったことはこれまであまり無かった。

こんな書き出しですので、これから胃が痛くなった話を書くに決まってます。


難なく我慢できる程度の胃痛が数日続きました。
しかし週末になると痛みが引くどころか、むしろ増してきたので、とりあえず気軽に近所の町医者(内科)に行ってみた。

俺の診察の番が回ってきたので、町医者にここ数日胃が痛いとを話すと、

「検査の設備のある病院に紹介状を書くので、胃カメラでの検査をしに行ってください」

たらい回すのが早すぎる。

世の中、胃が痛くて病院に行く人なんてたくさんいると思うのですが、みんな速攻で胃カメラ行きなのだろうか。


「定石を知らないもので、胃が痛い時の診察ってのはこんな感じになるんでしょうか?」
と無知なふりをして聞いてみた。

すると町医者は何かを察したかのように、
「じゃあ採血氏しておきましょうかね」

何かしないと患者が納得しないから血でも見てやるよ感がすごい。


採血の結果はすぐに告げられました。
「白血球が多いのでウイルス性の胃腸炎かと思ったが、熱も無く、下してもいないのでは症状と合わないので、胃カメラを飲みに行ってください。」

だそうです。



明けて翌週。
紹介された病院。
そこにすでに胃痛の治まってしまった俺がいた。

口から入れる胃カメラと鼻から入れる胃カメラ、どちらを選びますか?
嫌な2択から始まった。

鼻からのカメラの方が小型なのだそうだが、口からのカメラの方が大きい分、画質も良いらしい。

「小型の方を口から入れてくれ」と言いたいところでしたが、 画質の良い方を選んでおかないと後々モヤモヤする自分が目に浮かぶので、口からのカメラを選択。

10年前に胃カメラを飲んだ時のあの苦しみが再びと考えると胃が痛くなりそうだ。
胃を映すカメラの前で胃が発病していく衝撃映像に出くわすのではなかろうか。

この医師が、体内で体に触れることなくカメラを扱えるスーパードクターであることを期待したが、夢物語だった。

前回ほどではないが、胃カメラはやはり苦しかった。
前回ほどではないが、顔中の全ての穴から汁が出た。

「胃はすごくキレイですね。
  何も問題は無いですよ。

  ただ、カメラを抜くときに食道に白いものが見えましたが、あれはカビが生えています。」


俺がこのテの検査を受けると、大病の疑いが晴れる代わりになぜか全く別の小さな病気を放り込まれる。
酒を飲む人の身体が弱った時などにカビが生えやすいのだそうです。
放っときゃ治るのであまり気にしなくてよいそうですが、気になるにきまってる。



結局あの胃痛は何だったんだろうか。

「胃が痛い」って台詞はよく耳にするフレーズなので、人の身体としては珍しくない症状だと思って町医者に行ったのに、いきなり胃カメラとか話が大きくなったので、よく分からないまま終わってしまった。


9月18日

髪をさわられると気持ち良い。

こういうのを性癖というのでしょうか。
もしそうなら、そんな些細でたいして迷惑もかけない性癖を俺は持っています。


そんな俺が思うに、この世の中で確実に髪に触れてもらえるのが散髪です。
はい、散髪屋は俺にとって、ただただ気持ち良い処なのです。

もしも倫理的に許されるのなら、
散髪屋に行った際、まずは全体的に少し髪を切っていただきます。
切った後に「こんな感じでよいですか?」と鏡を見せられた時に
「やはり今回は思うところあって、けっこう短く切ってもらえませんか?」とお願いして2度目のカット。
さらに鏡を見せられた時に、「やはり思い切って、スポーツ刈りより少し長いくらいまで切ってもらえませんか?」と お願いして3度目のカット。
こうして3段階にカットを行うことで、快楽の時間を3倍にしてやろうかという誘惑と、いつも俺は戦っているのです。


昨今、忙しい人でも何かのついでに寄れば、10分ほどで散髪ができるクイック散髪屋が増えているのは誠に残念に思えます。
俺などはこの快楽のためならば、少しでも時間をかけて頂きたく、 そのために遅刻することなどはもう覚悟はできているのです。


9月24日

仕事中に電話がかかってきた。
出てみると、先日胃が痛くなった時に行った近所の町医者の看護士さんからだ。

「先日の検査について、先生がお話があるとのことなので、来てください」
と言われた。
お話とやらの内容を尋ねてみたが、いっかいの看護士には分からないのだそうだ。

先日の検査とは、町医者に紹介された大病院で胃カメラを飲んだ件です。
なかなか不安を煽る呼び出しだ。


気の小さい俺は翌日、仕事を休んで町医者へ行ってみた。

町医者曰はく、
食道にカビが生えている。
先日の当医院での血液検査で白血球が多かった事もあるので、また紹介状を書くので同じ大病院に診察を受けに行きなさい。

新事実はひとつも無かった。
白血球が多いのは血液検査のすぐ後に言われたし、カビは胃カメラでリアルタイムで見た上にその場で 「放っておいても治る」 と言われたものだ。

会社を休んで来たのに。。
その上、また紹介状をゲットしてしまった。
またしても町医者での診断なり判断は微塵も見せず、速攻でのたらい回しなのです。



さて週末に大病院へと参上しました。

「何しに来たの?」
と言われる気しかしない。
放っておいても治ると伝えた患者が診察を受けに来ているのだから。
予約を入れられて紹介状まで渡されて「行け」と言われたから来たが、俺自身も何しに来たのか分かってないし。
紹介状に何で俺をよこしたのかを書いておいてほしいくらいだが、無駄な期待だろう。

医者に呼ばれるのを待ちながら、
気まずくならないように台詞を考えておく。


待ち時間15分ほどで呼ばれた。
診察室へ入ってかけられた第一声は、
「今日はまたどうしたの?」

やっぱり。
これは「何しに来たの?」をやんわり言われた形だ。

仕方がないので、待ち時間に考えた端的な説明で経緯を話しました。

すると医師はこう言いました。
「カビは体力が落ちている時などに発症するけど、若い人は放っておいてもなおりますよ。
でもそんなに心配なら、お薬を出しておきましょうかね。」

いや、心配したのは俺じゃないんですけど。


はたして一週間、薬を飲みきった俺であるが、食道のカビが消滅したのかは、確かめようが無い。


9月25日

タロウ(6歳)の金銭感覚では100円の物でも高額であり、買ってあげようかと言っても遠慮する。

なかなか良い傾向だ。


一方、近所のスーパーで2歳のジロウにチョコボールの値段を聞かれたので、棚に貼ってある金額を答えると、
「たったそれだけ!
 2つ買えるなー、買って。」
だそうです。

こちらは金銭感覚をまだ持ち合わせていないくせに、「2つ」などと具体的な数値を挙げてくるからタチが悪い。
彼はまだ数を数えられないはずなのだが。

最近、喋れるようになってきたのをいいことに、口先でいろんな事をくぐり抜けようとしてくるので、要注意だ。

また彼は最近、俺にものを頼むとき、
「おもちゃを出してくれぃ!」とか、
「手を洗ってくれぃ!」
と言ってくる。
彼はどういう立ち位置で話しているのだろうか。


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