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10月2日


そりゃ鼻クソくらいほじるわいな。


あれは鼻のメンテナンスなのだから。


10月5日

たまには定時で会社を出てみて、駆けつけてみたのは大阪ドーム。
何故か俺が職場から行った日には投手戦が多い気がするのだが、今回も到着するとすでに4回の裏の投手戦。

そして最後まで観戦した結果は完封負け。
というかシングルヒット1本だけって。。。

まぁ3連戦のどの日に行っても負けだったのだけど。


10月21日

ごく身近な身内の不幸などもあり、更新が滞っておりました。
何も無くても滞りがちな気もしますが。。。
こんばんわ。


我がチェルノヴイリ社(仮名)も最近では企業らしいルールが整っているらしく、
身内の不幸への「お悔やみ金」的な1万円が支給された。

ここで当然のように葛藤が生じる。
「会社から」と告げて素直に家族へ渡すか、
それともこの1万円をそっと財布にしまっておくのかだ。

心の中の天使と悪魔が言い争うのがお約束なはずながら、残念ながら天使は不在らしく、
俺の倫理観と悪魔の戦いの様相。

悪魔側の圧倒的な攻勢により勝負がつかないので、
とりあえずこの「りそな銀行」の封筒に納められた1万円はカバンの中に入れておき、 月末近くの財布の具合で判断しようと、日本人らしく答えを先延ばしにしてみました。


あれから10日ほどして、 我が家にてダラダラしていた時のこと。
ウチの1歳8ヶ月の王子がカバンを物色している。
そして取り出したるは2つの封筒。

1つは通勤定期を買ったあとの、空の封筒。
そしてもう1つは例の封筒である。

遠目からボォ〜っと見ていると、まずは空の方の封筒を持って台所のヨメ様の下へ駆けて行く。


「はい、ど〜じょ。」


最近おぼえた言葉で、すぐに誰かに物を渡しに行く。

「あら?封筒くれるの? ありがとう。」
ヨメ様の声が聞こえる。


ここまでボォ〜っと眺めていた俺も、 さすがに「マズい!」と気付く。

例の封筒を確保しようとカバンの方へ向かう俺の前に、 いつにない高速移動で駆け寄る王子。

「お前、そんなに早く走れるのか。」

封筒を掴んだのは両者同時。
両端をつかみ合って、取り合い状態に。


「とうちゃんの封筒だから放してね。」
ヨメ様に聞こえないように小声で王子にささやく。

もちろん王子は放さない。
どころか取り上げられるのを察知したのか、
「うわぁぁぁーーーーん!!!」
大声を。。。

こらこら、大きな声を出すんじゃない!

仕方ない、次の策だ。

「じゃあ、とーちゃんに「どうぞ」してくれる?」
と小声で言って手の力を緩めた瞬間。
体を回転させるように封筒をひったくり、その回転の勢いで俺に背を向けて戦線離脱。

ぬおっ!?しまった!! そんな体術のような動きを会得していようとは。
もはや手遅れ、「はい、ど〜じょ。」という王子の声が聞こえてくる。


「あら、また封筒くれるの?
 。。。えっ お金入ってるやん。コレどーしたの?」

とヨメの声。


俺「ああ、それな。
  会社からお悔やみ金みたいなのが出てね。
  カバンに入れたまま忘れてたわ。」



嫁「へぇ、財布に入れずにちゃんと出すのが偉いなぁ。」


なに!?俺は迷うことが無かったのか。
しかしこの流れとなった今となっては、その話に乗っかることはできない。
ここに至っては今回はあくまで正当路線を貫き、財布に入れるなど思いもよらないという姿勢を通すことで、 俺はそんなことをしないという印象を少しでも与える方向に持っていくべきだ。

最近読んでいる『三国志』風に言うと、
ここは謀略をもって最終的にこちらの利となるような展開を作り出すのだ。


俺「まぁ、ウチも色々とお金がいるしな。
  もしくは父上の方もかなりの出費になってるから、
  そっちに会社からということで渡してもいいかなと思ってね。」


嫁「そうやね。じゃあお父さんに渡してみて。」


よし、流れを作れた。
これで父上に話をしてみるが、きっと父上は遠慮して受け取らないはず。
しかも俺のふところ事情を察して、「持っておけ」とまで言ってくれるとみた。
全てはこの天才軍師の手の平の上で操られているのですよ。



あれから数日、父上に会ったので予定通りに会社から出たとお悔やみ金を渡してみた。

「おお、そうか。」
あっさり受け取って収納。



  あれ?


財布の残り残金3000円。
今月も残り10日ほど頑張るよ、俺。


11月3日

今年はスワローズがクライマックスシリーズに進出したおかげで、
いまだに野球を楽しめる日が続いております。

で、テレビ中継はというと、中日主催ゲームだからなのかは知りませんが、
BS NHKということで、BSなんてほとんど見たことが無かったのですけどね。
そこしか無いのならそこで見ますよ、もちろん。

にしても何だろう、
1時間おきにお知らせのような字幕が広範囲に出て物凄く邪魔だったり、 度々ニュースを挟んできたり、移り気な放送なのが気に入らない。

にしても相変わらずNHKの中継は、アナウンサーも解説も淡々と話しますな。
彼らは感情を殺す特殊な訓練でも受けているのだろうか。
副業でプロ麻雀集団でもやっているかのような、心の抑えっぷりだ。


11月7日

蚊が大増殖している。
この数日、夏に比べ物にならないくらいの数の蚊が我が家に侵入してくる。

ヤツ等なにゆえ急に好戦的になったのかは分からないが、
ヨメ様曰く、1日に5・6匹やっつけても、まだ飛んでいるという。

小さな頃は蚊に咬まれまくった俺ではありますが、この数日の被害は手足に3箇所づつ程度。
今の我が家では現在1歳9ヶ月の王子が囮となっているからであります。

手足がもうアザか?ってな感じで、虫刺されエリアの方が多いくらい。
目蓋も刺されて、葛飾北斎の幽霊画を彷彿とする様相。

いやもう、かわいそうというか、流石にこれは引くってくらい咬まれておられまして、 どうしたものかと対策を考えているわけです。


皆さんのおウチはどうですか?


人気ブログなら↑なシメ方をしておけば、耳よりコメントが目白押しなのでしょうが、
ココは人気も無ければ、そもそもブログですらないので、完全に独り言。


11月16日

前回の日記に書いた蚊の大量発生は、数はだいぶ減ったものの、いまだ継続中。

ヨメ様調べでは、1歳9ヶ月の王子の体には30箇所以上の虫刺され跡があるそうで、
なかなか痛々しい様相を呈しております。

しかしそんな中、王子に新たな能力が覚醒したようです。

視力だけはすでに親を凌ぐ彼。
索敵能力が高まっており、
蚊を発見すると


「 蚊、おりゅ 」


指を指して淡々と警告を発するというセンサー機能を搭載。

ただ、いかんせんまだ子供でありまして、
誤報が多いのが難点でございます。


11月17日

俺も大人になったもので、今年になってそこそこワインも飲めるようになりました。
すると気になるフレーズが例の
『ボジョレヌーボー解禁』
っていうアレです。

スーパーに買い物へ行くとポスターが貼ってあるわけですよ。
11月17日に解禁!ってね。

今までまったく興味を引かなかったのですが、
一度飲んどかないと話にならないのではなかろうかという事で
仕事帰りに地元のスーパーに寄ってみました。

棚には375mlで1300円ほどのボジョレヌーボーが。
もう一種、700mlほどで1900円っていう種類も有ったようですが、 すでに夜12時前だったからか売り切れ。
どれも何となくイラッとくる高値ですが、致し方ない。


帰宅してさっそく開けてみるかと取り出してみたのがコレ。
      


開け方が分からない。。。
なんか金色のカバーが付いていて、開け口が無い。

10分ほど格闘したあげく、爪で強引にカバーを剥がしてみると、
コルクが詰められており、ゲームオーバー。
      


こんなもの開ける道具は持ち合わせておりませぬ。。。
ボジョレヌーボー、味以前に何かと高くつく。


12月5日

ふと「1ヵ月後にはもう正月休みも終わって働いているんだな」なんて考えて、
どんよりしている俺が居た。

どんだけ仕事が嫌いなんだ、俺。


12月7日

2枚でローテーションしているので決して始めて着たものではなくて着慣れたもののはずなのだが、
今日は明らかにカッターシャツの右袖が短く感じられて仕方がなかった。

育ち盛りの中学生は身体が急成長しすぎて、人によっては痛みを感じる人もいると昔聞いたことがある。

ここ2週間ほど、右肩を中心に身体がすごく痛くて困っているのだけど、
この事と袖が短く感じた事を合わせると、ここに来て俺は成長期に入ったと考えてよいでしょうか。


12月8日

このサイトでは毎年書いているような気もしますが、今日は開戦記念日ですね。
しかも今年は70周年とのこと。

そういえば、2ヶ月ほど前からだろうか、
大スポを見ると毎日1面にて、
『山本五十六12月23日公開まであと●●日』
という告知が載っている。

何が気に入らないって、そこまで広告を打ってカウントダウンなんて事までやるのなら、 なぜ公開日を12月8日にしないんだ。
なんて大スポを見るたびに憤りつつ、今日に至った私でありますよ。

※山本五十六率いる艦隊が12月8日にハワイの真珠湾を攻撃して、開戦初日の戦果を挙げたのが、日本の序盤の見せ場の1つ。


12月8日_2

朝が弱い俺は、出勤といえばいつもは半分目を閉じたような状態で駅までたどり着く。
足元しか見えていないのに、よく誰ともぶつからないものですが、今日だけは違う。
明日、引越しを行うので、こうして今の家から今の最寄り駅へ歩くのも今日で最後なのであります。

というわけで、今日は目を開けて、周りの景色を見ながら歩こうと決めた次第です。

そんな日に限って雨が振っているが、それがどーした、俺にはよくあることだ。

紅葉の季節ということで、会社の前の大通り沿いのイチョウの木々が色づいているのは知っていましたが、
当たり前ですね、近所の木々も紅葉した木々の葉が舞っておりました。

しかし、
イチョウの木ってこんなに気持ち悪い見た目だったっけ。

      

もっと木の幹があって、枝に生えてる葉っぱが紅葉しているイメージなのですが、 全身が紅葉に覆われてるよね、これ。


気になって仕方がないので結局帰りにまた同じ道を通り、同じ木の幹に近づいて携帯写真を撮ってみました。

      

やっぱり幹から直接葉っぱが生えていた。

引越し前の最後の出勤風景を記憶に焼き付ける企画だったはずが、 すっかり変な感じに趣旨が変わっていたことに気付いたのは、帰って風呂に入っている頃でありました。


12月9日

引っ越しました。
今まで住んでたマンションから自転車で5分くらいの所に。

これで俺もローンに憑かれた家族持ちサラリーマン。
一生、安月給でギリギリ凌ぎつつ返済に明け暮れる、
殆んどの同年代以上のサラリーマンがそうであろうベタな生活に突入しましたとさ。

先に今まで住んでたマンションまで自転車で5分と書きましたが、
さらに5分で我が実家。
歩いていける距離にある小中高校にも通っており、一生地元に引き篭もることになりました。
そんなに地元愛が強かったっけ、俺?

引越しの際、これまで住んでたマンションの方に残って、 引渡しの手続きなど行ったのですが、なかなかに寂しいものがありました。
「引越しが楽しみだろ?」と周りの人にはよく言われたのですが、
「今の所から離れる寂しさの方が大きくて、まだ新しい住処に愛着も無いし」と答えては
「何で引っ越すんだ?」と言われ飽きてきたところです。

     愛着ある前居には、
なーんも無くなってしまいました。
      


12月25日

引越した先の新居は以前のマンションと比べて所々スペースを削られたようなイメージなのですが、 ベランダと風呂だけは広くなりました。

おかげで現在1歳10ヶ月の王子が度々、ベランダに出たがるようになりまして。

しかし自由にベランダで遊ばせるのも危ないですからね。
「とーちゃんか、かーちゃんと一緒にしかベランダに出ちゃイケナイよ!」
と言い聞かせている訳です。

じゃあ度々一緒にベランダに出ているのかというと、
まさかね。
あんなクソ寒い所に行きたくない俺が居るのですよ。


そんなある時、王子と2人で居ると、
彼はベランダへの窓を少し開けて、顔を外に出しました。

寒いのに勘弁してくれよ。
注意しようかと思いつつ少し泳がせてみると、
外に向かって
「ウゥ〜〜 カンカンカン」
と消防車の音と思われる音を自らの声で発しております。

そして背後でボ〜っと見ている俺を振り返り、
「火事かなぁ?」

ホントだねぇ、ちょっとベランダに出て見てみようか。。。。ってなる訳ないだろ。


コイツ、素直にお願いするよりも、別のことに注意を引き付けて誘い出すことを思いつくとは。
将来が思いやられる。


12月29日

電車がすいている。
座れたことのない新たな最寄り駅からも座れてしまった。
乗り継ぐその他2つの電車でも座って通勤。
普段の3割程度の乗車率に見えるが、明らかに冬休み中の学生も乗っている。
ということは、世の中の7割はもう休みという見方もできる。
なのに俺は出勤サイドの人間。

会社の最寄り駅から歩いていると何やらパラパラと降ってくる。
まさかと上を見ると、居ましたよ、ハト様が。
大阪有数のビジネス街でハトの糞を浴びてますよ、俺。

最終日ということで夕方には仕事納めということで掃除。
グループ会社の社員を含め、半数は思い思いに退社、半数は打ち上げに飲みにといった感じで帰っていきます。
そんな中で俺はというと、相棒と2人で残業。


何ですか、コレは。。。


今日、会社さえ無ければ。
糞を浴びたのもハトのせいではありません。
そう、これは世の中の大勢が12月29日はもう正月休みの中、その趨勢に乗れない会社のせいなのですよ。


来週の今頃はもう休みも終わってまた働いているのかと思うと、もう絶望感しか湧いてきません。


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