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										今年も健康診断へ行って参りました。 
										例によって俺の不健康が露呈するだけの儀式のようなものですが、
										今回は一緒に診断へ行った我がチェルノヴイリ社の相棒の方が不健康極まりないあたりがいつもとは違うところ。 
										なんせ彼は一昨日に尿管結石のため救急車で運ばれたばかりですから。 
										医者に診せるまでもなく不健康な彼とは道中、その壮絶な体験記を語ってもらった。 
										 
										最初、軽い腹痛から始まったため、とりあえずトイレにこもってみたらしい。 
										残念ながらその判断が正解ではなかったことがすぐに判明したようで、尋常じゃない痛みが腹部を襲い出した。 
										 
										気を失いそうな程の痛みの中、彼は思ったらしい。 
										「このまま運ばれる訳にはいかない。」 
										 
										気を失いそうな痛みの中、気力と精神力をふり絞って拭き、パンツとズボンをはいて運ばれたという。 
										そんな他人事ながら痛々しい体験に同情しつつクリニックに到着。 
										 
										
  
										それにしてももう何が憂鬱って例のバリウムを飲むのが嫌過ぎて、
										ホントは注射なんかも嫌いなんだけど、「これをやってる間はバリウムは回ってこない」と思ったらぜんぜん苦にならない。 
										 
										そしてバリウム前に最後に残った検査が『問診』。 
										いつも医師に心配事を話しては適当にあしらわれるあのコーナーです。 
										 
										 
										今回、問診に呼ばれて部屋に入ってみますと、 
										丸々と太った女医さんが居られまして、 
										「最近何か気になる事とかない?」 
										なんて俺の近況を聞かれたりするもんで。 
										 
										本当はその医者らしからぬ不摂生の塊が気になっていたのですが、
										勇気の無さを空気を読むことでカバーする俺としましては、
										普通につい3週間ほど前に左腰に強い痛みを訴え、治まるのに1週間ほどかかったというマジ話を語ってみました。 
										 
										女医様の診断 
										 
										 
										「尿管結石」 
										 
										 
										あ、俺その病気知ってますよ。 
										トイレに行ってみるも耐えきれず、精神力をふ振り絞ってパンツをはくことになるんですよね。 
										 
										なるんですよね。 
										 
										なるんですか!? 
										 
										 
										 
										ってな感じで、かるくイイのをもらった状態でバリウムに突入。 
										 
										ぬるくて融けないマックシェイクこと「バリウム」を飲むにあたり、バリウムに味を付けられるのでどの味が
										良いかと候補を出される。 
										 
										・ピーチ 
										・オレンジ 
										・いちご 
										  ・ 
										  ・ 
										  ・ 
										・サイダー 
										 
										炭酸とバリウムを飲まされて「げっぷをするな!」と命令される拷問の選択肢に『サイダー』を選ぶヤツは居るのだろうか。 
										いや、フルーツばかりの中に何故かサイダーを入れているあたりに悪意というか、考案者のSっ気が感じられる。 
										 
										必至にバリウムを飲み込んで検査後、うがいとげっぷを許可されて、そこで始めてピーチの香りがした。 
										遅せーよ。 
										 
										 
										 
										バリウム後には下剤を飲まされるのがお約束。 
										だが俺は拒否。 
										OUS(お腹ゆるゆるサラリーマン)にそのようなものは不要であります。 
										1時間後にはもうナチュラルにお腹が痛くなって排出完了。 
									 
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