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10月14日

恐らく今年最後であろう我が奇跡の草野球チームの試合。
例によって人が足らないので今回は我がチェルノヴイリ社の友人まで狩り出したのだが、ただ彼は腰と足を痛めている上、野球をやらない人なのでグローブも持っていない。
我がチームの人材不足を物語る象徴としてレフトに立っておいてもらった。
彼のエラーは彼のせいではない、彼をレフトに配置した人間のエラーだと思う。

結果は13対3で負け。
新規加入してくれたピッチャーだったのだが、四球が20近く、2時間で4イニングしか進まないんだから試合にすらなってない。

結成からそろそろ5年、未経験集団というかただのプロ野球好きが群れてのサクセスストーリーは未だ劇的な進展は見せず。
果たして来年こそはもう少しは強くなるのだろうか。


10月21日

処は京都競馬場、時は第9レース発売締め切り前。
マークカードに記入し、馬券を買いに行くべく席を立とうとしたその時、姫はその言葉を発した。
「 何買ったん? 」
俺はとっさに自ら記入したマークカードを見て自分の買い目を姫に教えようとした。

「 3連複で2点買い。
   9と6流しで・・・・ん!?? 」
珍しく1番人気から流したのだが、その馬は2桁番号だったような憶えがある。
競馬場へ行く時のみ購入が許される競馬新聞こと『競馬ニホン』(400円)を慌てて見直してみると、確かに1番人気の馬は12番マルブツフジ、完全に記入間違いである。(ちなみに普段は大スポ(120円))

「 ありがとう 姫。
   今そーやって確認してくれなかったら間違えて馬券を買うところだった。
   それにしても9番って何だ?
   ・・(新聞を見て)・・シュンサイ?えらい馬を買ってしまうところやった。 」

さて数分後、レースを観戦。
4頭がほぼ横並びでゴールした中に、俺の購入した3頭が入っている。
しかし4頭の内、スタンドから最もよく見える位置の大外の12番が4着なのはもはや明らか。
例によって買い目の内、人気薄が来るのに人気馬が飛ぶといういつものパターン。
さらに買った馬が全部上位に来るのに変な馬が1頭混じってハズすパターンとの複合技。

毎週打たれ過ぎていると、もはやこれ位ではショックも無いのだが、買ってないのは確かながら内から2頭目で2着に入った馬の番号が外の馬でよく見えなかったのだが、何だったんだろうと考えていると、オーロラビジョンに払い戻しの発表が映し出される。


3連複 6-8-9


9って。。。さっき塗り間違えてたアイツかーー!?


そしてよく見ると


3連複 6-8-9  90,590円


ゴフッ


900倍以上もついてますよぉぉぉ
500円張ってたので、45万円。。。。


ブォハッ


「 ヤバい、気ぃ狂いそう。 」
いつも最終レース前後に吐くセリフを早くも9レース後に吐いてしまった。
それにしても姫、何ゆえこのレースの時に買い目を聞いてくるかな。あのままスルーしてくれてたらと思うと。。。給料2ヶ月分。。。


11月8日

急に寒くなったねぇ。
夏からあれだけ身体を動かしたかったのに、とたんに動きたくなくなるこの変化、 俺の意思とは別の何かしらの拒絶反応のようなものが身体に起こっているとしか思えない。
それでも周りに風邪の人間が多い中、この気候の変わり目に今のところ風邪を引いていないのは奇跡だ。
まぁ、寒くなると風邪エンカウント率が跳ね上がるので、時間の問題だとは思うが。

代わりと言っちゃあ何だが、3日前の日曜に何を思ったか河原で『凧揚げ』をしたせいで、筋肉痛にヤラれている。
昨日あれだけの暴風が吹き荒れていたのに何でってくらい日曜は風が無かった為、 子供達や家族連れが休日の午後のひと時を過ごす中を30過ぎの大人達が常に走り続けて凧を揚げるという見苦しさ満点の狂行で肉体破壊、脚が痛いです。


12月1日

「結婚して家族を持って歳も30超えてんだから、やっぱ保険の1つも入っとかねば先々不安だよね。」ってなごく一般的な考えに基づき、保険加入の手続きを進めていた。
姫の母君が郵便局の保険に加入しており、保険員と話すことがよくあるということで、その旨を伝えておいてくれた結果、我が家にも加入書類を持って保険員が来てくれた。
ちなみに訪問日についての電話連絡では、電話を受けた姫に「この日なら別の用でどーせ出勤なので都合がよい」だの「その日だとわざわざ休日出勤しないといけない」だのと どーでもいい話をブツブツ言われたらしく、俺なら「じゃあ別に来なくていいよ」と言ってしまってそうな気もするが、郵便局の保険員はあまり契約に貪欲じゃないのね。

さて、保険員の説明を受けつつ申込み書類に記入をしていくと、当然過去の病気などについての項目がある。
残念ながら俺はあまり華々しい病歴は持ち合わせていないのだが、なるべく些細なことでも一応書いてくださいとの事なので、昨年の健康診断結果の悪夢について書いた。
今さらながら改めて書くと次の2点。
 ・レントゲンにて『肺に大きな腫瘍の影が見える』と判定される。
 →大病院にてCTスキャンでの再検査の結果、異常なし。

 ・胃にポリープが1つ発見される。
 →程度としては最も小さな部類で良性なので、治療の必要もなし。(一応、組織も採って検査した)

とまぁこの程度。そして今年の健康診断では何も引っかからなかった。
以上、これが9月の話。
それからしばらく音沙汰も無く1ヵ月の過ぎたであろうある日、やっと連絡があったのだが、内容は「健康状態についてもう1つ書類があるので上司と共に伺いたい」とのこと。
ちなみにこの時、訪問日についての話では、電話を受けた姫に「この日なら別の用でどーせ出勤なので都合がよい」だの「その日だとわざわざ休日出勤しないといけない」だのと どーでもいい話をブツブツ言われたらしく、俺なら「じゃあ別に来なくていいよ」と言ってしまってそうな気もするが、郵便局の保険員はあまり契約に貪欲じゃないのね。(デジャヴー)

2度目の訪問の内容はというと、前回書いた昨年の健康診断結果の件について、上司と称する人にもう1度話をしただけ。
これが10月の話。

時は流れて11月のとある週末の夕刻。
我が家の電話機が着信の旋律を奏でる。
あまりに聞きなれていないので横でいきなり鳴り出すとドキッとしてしまい忌々しい限りなのだが、ディスプレイに表示されている電話番号は実家のものではない。保険のオヤジで間違いあるまい。なんせ家の電話は購入したものの携帯電話で事足りるため、実家と保険屋くらいしか教えた覚えがないから。

電話に出た俺に郵便保険員のオヤジが淡々と要件を述べる。
「今回ご主人様の方は審査にて不採用となりましたので、既にお納め分の方の返金手続きを云々」

・・・・・・
試験で落ちたり抽選で漏れたりするのは慣れたものだが、このパターンもあったか。

2度の訪問時には「大丈夫だとは思いますけど一応」としきりに聞かされていたのだが、全然大丈夫じゃない。
ちなみに理由は教えてもらえないらしいが、思い当たるのは昨年の健康診断の結果だけ。
一度疑われると次の年の検査で問題が無くとも除外対象になるのか。 恐ろしい話だ。


12月5日

俺は普段外を歩いていても、全くといっていいほど人を見ていない。
とは言っても人が見えていない訳ではなく、人が居る事くらいは把握しているものの、それ以上の詳細情報をあまり意識して観察していないのだ。
だから一緒に歩いている姫や友人に「さっきすれ違った人、可愛いかったな。」とか、「電車で前に座ってた人の靴、カッコよかった。」などと言われても困る訳だ。
面白い物事は無いかとキョロキョロはしてるんだけどね、あまり人には興味がないようだ。

そんな俺がふと意識して、駅で周りを歩いたりベンチに座ったりしている人を見てみたのだが、殆どの女の人ってズボンをはいてるんだな。
もうちょっとこうスカートとズボンの割合は半々くらいなのかと思っていたのだが、男子としては残念なことに、そうでもないらしい。

っとまぁ、俺の好みは置いといて、そんな事を考えてる内に、ズボンやパンツの重要性ってやつに思い至ってしまった。
瞬間湯沸かし器こそ20世紀最大の発明だと思っていたが、このズボンというやつはある意味、人類史上最大の発明かもしれない。

ズボンはどういうもの?と聞いてみれば殆どの人は「防寒」「ファッション」などの回答をすると思う。
だがコイツのステータスとしては、防寒や外観よりも『隠蔽』という部分での功績が大である。

男色の気の無い一般男子を自負する俺としては、他人のチ●チンなどあまり見たくもなけりゃ、それが自分の顔に近づくなんて、考えただけでゾッとするものだ。
なので仮に『日本人に下半身に衣服を身に付ける文化が無かったら』というテーマで妄想などをしてみると、非常に恐ろしいストーリが演じられる。
特に平日の満員電車で座席に座っている我が日常の通勤シーンでは、普段まったく意識していなかった為に違和感がなかったものの、窓に背を向けて座っている俺の眼前に吊り革持って立っている人のチ●チ●が位置するという 恐怖のニアミスが連日発生している。
下半身に衣服を身に付ける文化が無かったらもう日々電車の横揺れに脅える通勤、いや、オチオチ電車通勤なんてことすら出来まい。

隣人の部屋が異様に汚かったり、もたれている壁の裏にネズミがいたとしても、壁や天井で遮られて見えてなけりゃ気にならないもの。
そう、ズボンはその隠蔽性によって我らの精神的な日常の平穏を約束してくれるマジカルアーマーなのです。


ファッションに疎く、ズボンはキャラジャで2着3000円だったものをローテーションで履いている俺が何ゆえ熱く語っているのだろうか。
冷静になるにつれ恥ずかしくなってくるので今日はこのへんで。


12月16日

忘年会なんてのは飲み会を開く口実であり、宴の間ひたすら今年を総括し続けるわけもなく、いつもの飲み会とたいして中身は変わらないのは衆知の事実。
分かってるけど流される日本人らしさってやつですか。

今日は我が奇跡の草野球チームの忘年会。
関西のメンバーに関東のメンバーが1人合流し、昼間っから飲んだくれてきました。

昼の3時に開いてる酒場ってのも在るもんですね、ウチのメンバーの一人は何でそんな店を知ってるんだって話だが、まぁ気にしない。

ただ、その昼間から入った1軒目は、「世界のビールを取り揃えています」的な店で、名前を見てもよく分からんビールが盛り沢山。
そして1杯の値段が高い。
酒は好きだが未だに第1と第3のビールの違いを判別できない俺には贅沢極まりないお店でした。

その後、鍋の店→カラオケ→餃子の店とハシゴして、例によって最終電車で帰宅。
周りに流されたとはいえ、あのメンバーだといつもよく飲み続けられるなと思う次第であります。


12月24日

今年もクリスマスは休日出勤でした。
もうなんなんでしょうね、帰りに難波を歩くとカップルだらけ。
まぁ完全に働かされてた人間のヒガミってやつで、べつにいつでも難波はカップルだらけなんですけどね。

帰宅しまして、さっきM1グランプリを観ました。
チュートリアルが優勝してよかった。
新人の頃、『クヮンガクッ』っていう関西の深夜番組で客が1人や2人の劇場で漫才やってた頃がなつかしい。

近い将来、個人的に面白さに目をつけている『ダイアン』に優勝、せめて決勝進出してほしいと密かに願うクリスマスの夜でありました。


12月28日

クリスマス前から死亡フラグが立って、連日深夜帰りの開拓者です。
いや、正確には死亡フラグは2ヵ月前から立ってたため、こうなる事が分かってたので、 再三お客にお知らせや喚起をしてたのにロクに有効な手を打ってくれなかった結果、連日深夜帰りの開拓者です。
恨みつらみがこもってるので、長い自己紹介になりました。こんばんは。

世の中が浮かれて仕事なんかやってられない5月の第1週と12月の最終週、そんな中 毎年12月はヤラれてるような憶えがある。
とはいえ会社のみんなが追い込まれているわけではなく、少なくとも他の部署は年末の雰囲気を醸し出しており、楽しそうだ。

あぁぁぁ俺もその忘年会行きてぇなぁ。
その飲み会入れてくれよぉ。
普段ならべつにどーでもいいような会がじつに楽しそうに見えるこのマジック。

ん〜〜〜でもそれより、とりあえずゆっくり寝たい。


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