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7月5日

会社近くを通勤中、前方より歩いてくる見知らぬ人をふと見ると、胸に「nWo」の文字。
数年ぶりに『NWO-Tシャツ』を目の当たりにし、テンションが上がる。

握手のひとつも求めたかったところだが、我慢しましたよ、大人ですから。


7月6日

腰と歯が痛い。
「1つの痛みを紛らわすために別の痛みを抱え、意識を分断する」
そんなポジティヴシンキングを行ってみたりもしたが、
明らかに二重苦だ。

昨年(一昨年だっけ?)にシャドーピッチングに勤しんだ時期からすっかり「腰痛持ち」がステータスに追加されたのだが、 普段は中痛だが、ちょくちょく運動などをきっかけに1週間ほど大痛に変化するといった具合だ。
運動といっても具体的にどんな動きがトリガーとなるのかはよく判らん。
俺敵には柔軟運動の類が怪しいと踏んでいるのだが、詳細は謎。
半年前の正月には何もせずに激痛に陥ったが、あれはさらに謎。もう思い出したくもない。

歯の方はというと、
ここ1年くらい奥歯がよく欠けるようになった。
とくに左下の奥歯などは、傘の部分が欠けると中に広がるは空洞。
屋根の半分が欠けた頃にはもう、ホワイトベースが隠れるのに最適な形状と化した。
そして現在、完全なクレーターと化している。ひいき目に見ても、千葉マリンスタジアムってとこか。
なんかコア的なものが剥き出しなのだが、そこらへんはあまり考えないように気にしないように自分に言い聞かせている現状だ。

これが30歳超えの威力。
きっとみんなもこんな感じなんだよきっと。。。きっと。


7月7日

去年の七夕に短冊風に願いを書いたのを思い出したので、
今年も書いてみる。

 
     
 
 
 
 
   
   
     
   
   
   
 

1年でここまで変わるものか。
実に生活臭漂う生臭い願い作成に成功した。


7月8日

我が奇跡の草野球チームの試合がまたあるという事で、行ってきた。
今回はグラウンドを借りているらしいが、まぁ淀川河川敷以外のグラウンドで試合した事は何度かあるので、 とりあえず指定された場所に行ってみた。
場所を間違えた。

とりあえずチームメイトに電話してみる。
近くまでは辿り着いたのだが、別の球場で、場所は云々・・・説明。

チームメイト「 そこで合ってるよ 」


 ゚д゚)

( ゚д゚ )

芝の球場ですよ!!?

数分後、集まった面々、元々ユニフォームなど持ち合わせない我がチームながら、 さらに明らかにこんなまともな球場を想定しておらず、油断した格好の者多数。
もはやいつもの事ながら人数不足の煽りでデフォルトメンバー3人・助っ人6人のチーム構成。
自分で言うのも何だが、野球場で試合をする資格が無い。

試合はたしか20対1くらいで負けた。
そりゃそうだ。


7月9日

中1週、また野球観に行っちゃいました。
今日のカードはオリックスvs千葉ロッテ。
元大阪ドームこと京セラドームでの試合です。
それにしても去年辺りから行く度にロッテファンの数が増えてる。
以前は当日の試合開始頃に行っても普通に外野応援団の近くに座れたのに、今は全然ムリ。
外野上段席(下段とはフロアが違う上、下段が見えないので応援し難い)もほぼ満員でした。
ちなみにホームのオリックス側は上段はほぼ空席。
知名度が上がってファンが増えるのも喜ばしい反面、実に不便だ。
一番問題なのは京セラドームの構造なのだけど。


あと、どーでもいい話ですが、
試合前に『高知よさこい祭り』のPRにダンス集団がグラウンドにてイベントを行っていた。
一緒に出てきた坂本竜馬の気ぐるみが旗を振ってたのだが、 高知って何かと坂本竜馬の出身ですよ!ってアピールしがちだよね。
俺の記憶では坂本竜馬は土佐に見切りをつけて脱藩したし。
伏見とか長崎の方が馴染みが深いのに高知の全力のアピールに必死さを感じてしまう。
まぁ どーでもいいんだけど。


7月12日

先週、今月の小遣い1万円をもらった次の日に我がチェルノブイリ社の新人歓迎会に遭遇、約半額消滅。

そして今日送られてきたメール、
「前回仕事の都合で参加できなかった人が何人かおられましたので、
今週あらためて歓迎会を行ないます。」

トドメを刺しにきたとみて間違いないですか。


7月16日

日焼け止めを塗れよという話ではあるのだろうが、
俺が遊びに家を出たA.M.4:30の時点では日は照っていなかった、正確には夜が明けてなかった。
まさか日本に夜明けがくるとはねぇ。

半袖Tシャツの袖から下、腕むき出し部分が黒い、いやどちらかというと赤い。
もともと休みの日は外に出がちなので焼けぎみではあったのだが、 今日の焼けっぷりは キツイものがある。

裸で鏡の前に立ってみようもんなら、 そこに写るは最近めっきり太ったボディに腕は肌と赤のコントラスト。
明らかに年々醜くなっていってるこの物体とよく結婚する人が居たなと、ヨメの美的センスを疑ってみる。


7月21日

俺は英語が苦手である。
そんな俺にも親は期待をかけていたようで、小学校の頃は英語スクールなるものに通わされていた。
今でこそ英会話スクールなんてのが乱立してるが、当時の小学生としては先進的な子供だったのだ。

中学に入り 授業に英語が登場、小学生の頃から学んでいた俺はさぞかし優越感を得たのではないかと思われるかも知れないが、それは中学1年の1学期の間だけ。
小学生の間に得た英語知識は中学でのたった3ヶ月半で習い尽くしたのだ。
余裕をかましてた俺はそれ以降むしろ置いていかれる一方。
1年経った頃にはすっかり英語が出来ない子になっていた。

日本の学校であるにも関わらず、国語より英語が出来ないと高みは望めないこの国で、その7年後 俺は大学に居た。
英語が少々出来なくても入れるような大学ではあるが。

2回生になると、必須授業として外国人の講師による英語の授業が課されることとなった。
初回の授業を受けると、テリー(講師の名前)は片言の日本語でこう言った。

「 今日ハ全テ日本語デ構イマセンガ、次回カラハ私ハ日本語ヲ喋リマセン。
  デスカラ皆サンモ会話ハ総テ英語、私ノ英語デノ質問ニモ皆サンハ英語デ答エテ下サーイネ。
  私ノ授業デハ日本語ハ禁止ニナリマース。」


これはマズい。
英語でトークなんて出来るわけがない。
まず英語で話してる人が何を言ってるのかもロクに聞き取れない。
自慢じゃないが、今まで洋画で字幕なしに台詞を聞き取れたのって、
「オーマイゴット!」と「サノバビッチ!」だけだ。

よりによってこれが必須科目、こんなので単位を落とすわけにはいかない。
「民事訴訟法」と「民事裁判入門」でテストの日を間違えて単位を落としたばかりであり、この調子では卒業もままならない。


憂鬱な1週間が過ぎ、登校というより出頭といった面持ちで学校へ行った。
開始のチャイムが鳴ると小教室の扉が開き、テリーは入ってきた。
教壇に立ったテリーは受講している生徒たちを見回し、こう言った。



「 オハヨウ 」



なにぃーー!!?


「 ソレデハ出席ヲ取リマス。 」


。。。。。。。。。。。。


その後1年間、テリーは殆ど英語を喋ることは無かった。
日本語を使わないと言っていたのはアメリカンジョークか何かだったのだろうか。
毎週むしろテリーの日本語の練習のような授業が続き、1年後 単位を修得した。
当然、俺の英語能力が飛躍することは無かった。


7月26日

会社のトイレにておもむろに我が携帯電話を操作していると、何だか違和感を感じる。
いや、違和感とうより明らかに何かがトッピングされている。
この色取りは、どー見ても鳥の糞にしか見えない。

    


すぐにいくつかの謎が浮かび上がる。

いつ?
どうやって?

鳥からの爆撃なら屋外なはずなのだが、
そもそも屋外だろうが屋内だろうが俺は近ごろ電話自体使ってない。

さらに輸送時は衣服にすら身に付けることもなく、だいたいカバンのポケットに入っている。
しかもそのポケットはフタ&マジックテープを装備、鳥ごときの空爆に対しては鉄壁のカテナチオ。
    

一応、カバンのポケットを検証してみる。

      
・・・・・ぐむぅ!?
付いてる、付いてるよ微妙に。

誰かもう このカバン、鑑識に回しといて。
ってことは何?
開いたの?
普段マジックテープで止められてる小さなフタが、糞が降ってくるタイミングで。
もしくは、たまたまこの小さなポケットが開いたところを狙って 鳥にVゴール決められたのか?


7月29日

例によってまた甲子園に行ってきた。
じれったい試合だったが7対6で勝ち。
我ながら病的な気もするが、
これで甲子園3回、大阪ドーム3回、神宮球場2回、もう今年8回目である。
←スワローズが勝った場合はどんなにスワローズファンが盛り上がってようが速攻で照明を落とされる。

 トイレで手を洗おうとしても閉めるから出て行けと追い出される。

 日本一感じの悪い球場は伊達じゃない。


7月30日

会社の友人に薦められ、スーパー銭湯なるところへ行くことにした。
今までも大き目の銭湯自体はよく赴いたもんだけど、入浴料を比較するとどうやらあれはスーパー銭湯じゃないらしい。
何でも薦められた温泉は、専用の衣服を着用すれば男女の隔てなく数種類のサウナが体験でき、休憩処なども用意されているとか。
もちろん別フロアの別料金ではあるが風呂も広く、種類も豊富とのこと。

とまぁパラダイスの様相を呈しているわけだが、ロッテ戦を蹴ってまで俺を動かしたのは、友人の「やせる」の一言だった。

昼過ぎ、実家の車を借りて現地へ向かう。
意外と距離はあるが、車内テレビにて『漫才アワード』を観ながら向かえば苦ではない。
(漫才アワードは、たまたまこの日にやってた番組で、十数チームのコンビがトーナメントで優勝を争う賞レース)

1回戦の全ネタが終わった頃、銭湯に到着。

気分良く入場し、案内所なるところに行って館内の説明を聞いてみると、
「 サウナの方は今日は人がいっぱいで、受付を打ち切っています。」

断られた。。。

仕方ない、せっかく来たからには風呂だけでも入って帰るか。
ヨメとサウナを楽しむという仲睦ましいファミリーライクイベントは早くも破綻。
それぞれ別れて風呂に入る。

とりあえず風呂をウロウロしてみると、屋内に4・5種類、露天で5種類、サウナが2種類ほどあるようだ。

そしてそれぞれの風呂にはテレビが点いている。
ここは優雅に先ほどまで観てた漫才の続きを風呂に浸かりながら観るしかあるまい。

またウロウロと4チャンネルがかかっている風呂を探す。
なかなか無い、『やすし・きよしの夏休み』率が異様に高いような気がするが。。。
やっと見つけたのが、「塩サウナ」の部屋の中。
サウナか。。。キツイな。

まぁ元々はサウナのために来た訳だし、意を決してサウナIN、テレビ前に陣取る。


入って約3分、NON STYLEのネタが終了、暑さでけっこうキツいが、次の2組の対戦まで見届けよう。
前年優勝の麒燐もゲストMCで登場し、いよいよ次のネタかと思ったら、ゲストのMr.マリック登場、ショーが始まる。

・・・いやいや、勘弁してください。

マリックの超魔術が5分に達した頃、

限界突破

立ち上がった俺の脚が痺れまくって歩行がままならなかったのも超魔術。


その後は露天の日陰で回復しては風呂に挑む、一進一退の攻防。
いや確実に体力と水分を着実に奪われる消耗戦にて1時間ほどで終戦。

脱衣所にて体重計に乗ると、1キロくらい減っているような気がしなくもないが、 単に脱水にて水分を持っていかれているだけ。

帰りに漫画喫茶にて喉を潤せば、はい元通り。


8月6日

恒例、我が奇跡の草野球チームの夏合宿。
今回の宿は長野県は諏訪。
過去の琵琶湖や伊勢や淡路島に比べて遠方なのは、チームのメンバーが2人ほど関東に行ってしまったので、 中間で集まるようにしたからだ。

関西組は長岡京に住む我がチームのエース宅に8:30集合のため、例によって俺は6:30にフラフラと出陣、電車を乗り継いで行く。

14時頃、長野。
関東組が遅れているということで、現地の信州そば屋にて昼食をとることにする。
毎度ながら旅先の名物をきちんと食そうとする姿勢は立派なのだが、メニューを見ると驚愕の値段設定。
長野の物価が高いのか、この店がたまたま高いのか、1350円のきのこそば(これが最も安かった)を注文。
出てくるまで20分ほどかかったのは、それだけ心を込めてくれたと思っておこう。

その後関東組と合流して旅館にチェックイン。
野球合宿という名目なので、練習できる場所を探しに出る。
見つけたのは、いかにも市営グラウンドといった何やらナイター設備まで有している綺麗なグラウンド。
丁度使用していたと思われるサッカーチームが帰っていき、とくに次に使いそうな人も見受けられない。
そんな訳で勝手に使用。
誰に咎められる事もなく、2時間の練習が完了。
相変わらず上手くなる事はなかったが。。。
素人が正面の打球に対し腰が引けるのは、どうすれば克服できますか?


夜は旅館の温泉といつになく豪華な料理。

部屋に戻っても、マージャン狂いのメンバーが欠席のため、今回は久々に語らいながらの飲み食い。
こーいうのを静養っていうんだろうな。


2日目は全員、前夜の酒のせいで体がダルいので、長野の高原の避暑地にてブラブラ。

今回 何が奇跡って、雨が降っていないのだよ。
泊まり掛けの旅行で雨が降らない、世の中にはそんな事ってあるんですね。

そんな感動に身を震わせつつ、家路につこうとした夕暮れの高速道路、もたらされた情報は、
「岐阜でバイクが炎上して通行止め。」
なるほど、代わりに こーいう罠があったか。
やはり俺に限って いい事ばかりで終わる訳がない。

結局、午後4時30分くらいに発生した事故での通行止めが解除されたのが午後9時、京都は長岡京のチームメイト宅に到着が午後11時30分で、やはり終電帰り。
疲れ果てました。
昼間の避暑地は幻か。


8月9日

休みの日にはこんな事をしよう♪
なんて考えてることが意外と有って、休みの数が足りません。

永遠の小学生の俺としては、やはり休みは1ヵ月は頂きたいところですが、現実はたった3日。
しかも仕事の都合で直前まで どの日に休みを取らせてもらえるかも不明だったため、ビッグイベントは企画できず。

1日目:ボーリング&漫画喫茶
2日目:プール
3日目:関東から里帰りの友人と会う&実家のお使い

まことに遺憾ながら、どー見ても普通の休みだ。


8月12日

たった3日 夏休みを取っただけなのに、そのせいで今日は休日出勤。
まったくやってらんないね。
はやく辞めたいね。
そもそも人の数と仕事量のバランスがおかしいんだよね。
ブツブツ・・・ ・・ ・ ・ (以下略)


8月13日

土曜休日出勤だったこともあり、本日日曜の午前1時、地元友人たちと集合。
愛知と岐阜の境目あたりの木曽川へ向かう。
すでにめちゃ眠いのだが、次の深夜までまともに眠れないと思うと自然とテンションも下がってしまうので、往路の車の運転免除を得て飲酒。 2時間後、意識を失う。

明け方、叩き起こされる。
デニーズで朝食を獲りつつ時間を潰すのだが、愛知人は異様に早起きなのだろうか、かなり込んでいる。

その後、犬山城内を見学してテンションUP(俺だけ?)。
リトルワールドなるテーマパークにてヘトヘトになる。

午後になりメインイベントであるラフティングの集合場所へ赴く。
ラフティングについては「川くだり」のイメージを持ち合わせているのみで詳しいことは知らなかったのだが、 いきなりウェットスーツとヘルメット、ライフジャケットの装着を促される。

水系スポーツお約束のボロバスにて上流に移動、
とりあえず川に入ってプカプカと川遊び。
川に落ちないように頑張る、逆にいうと川にはそうそう落ちない安全な遊びなのかと思ってのだが、 川に浸ってる状態からスタートとは。
なるほどこの装備は万が一落ちた時のための物ではなく、落ちまくるための装備なのだと確信。

かくしてボート4隻にてラフティングが始まったのだが、我がボートはインストラクター以外は全員身内。
すぐに悪ノリが始まる。
どのボートも誰かが落とされたりして川くだりを楽しんでいるようだが、 ウチはむしろボート内に生き残ってる人数の方が少ないくらい。 料金以上に遊ぶ。

2時間ほど川を下りきったころには夕暮れ時、
正直今から帰宅することを考えるとウンザリなのだが、明日はふつうに仕事(まぁ、俺だけだが)。
風呂行って、肉食って、高速を駆って帰宅した頃には日付が代わっておりました。
2週連続でこんな週末、来週を生き延びることが出来るのだろうか俺。


8月29日

10年ぶりに歯医者に行った。
10年前に抜いた右下の親知らず以外の3方の奥歯がココ1年くらいの間に崩壊したからだ。
市街戦後の町並みを連想させる口内を見ると『いまさら感』が漂ってはいるが、
うす茶色のコアのようなものが剥き出しなのも精神衛生上よろしくないので思い切って行くことにした。

とりあえず会社帰りに寄れるところで、以前会社の同僚が通った事がある所に行ってみた。
無難な選択。
だが受け付けにて、
「 予約して頂かないと先約がイッパイで無理です。 」と、ごむたいなお言葉。

じゃあいいですと外に出たものの、このまま帰る訳にはいかない。
だって歯医者行くの恐いのに踏み出した この決心がもったいない。
俺のことだから今思い止まると、また当分行かなくなるのは自明の利というやつである。

ちなみに そんなに都合良く別の歯科が在るのかというと、

在る。

むしろ在りすぎる。

ウチの会社の近所、俺が見つけただけで6軒は在る。

そう、キサマの代わりなどいくらでも在るのだよ。


次、なんとなく2軒スルーして、駅前の医者ビルに行ってみる。
歯医者は2階ということで、さっそく突入。受け付けにて、「初めてなんですけど予約なしでも大丈夫ですか?」と聞いてみると、
受付の人「 ぜんぜん大丈夫ですよ。
 でわ こちらの用紙に記入してお待ちください。
 」
なんと友好的な対応。先程の歯科とは大違いだ。
保健証を渡して椅子に座ろうとした俺に
「 予約のかた達が居られますので、大分お待ち頂きますが。 」とのたまった事については聞かなかったことにしよう。


「待ってる時間が長いのってモチベーション下がるよなぁ。。。」などと考えながら5分もすると、

受付の人「 開拓者さぁ〜ん 」

早っ!?
まだスポーツ新聞3面までしか見てませんよ。


診察室、久しぶりのこの雰囲気。大人(自称)になってもやはり嫌なもんだ。
子供が泣くのも仕方ない。

簡単に経緯を説明して歯を見てもらうと一言、
医者「 ボロボロやな。 」

知ってます。

医者「 3つとも抜こう。 」

俺もそうした方が良いと思います。
こんな『千葉マリンスタジアム』みたいな形状のものが3つも口の中にあったところで使いもんにならないくらい分かる。

とりあえず今回は左上奥の歯を抜くこととなり、診察台に寝かされる。
口の部分だけ穴が開いた布(というかマット?)を顔に被せられる。
これでもう何されてるか分からず、不安倍増。

なにかチクチクと刺されてるような感覚、麻酔だろう。
次に指で口を横に開けられ、また何かやってる。
さすが大きな奥歯だけに麻酔も入念にか?などと考えてると、
医者「 はい、終わったよ。 」

あれ? もう抜いちゃった? 全然痛くなかったんですが、こんなもんなの?
むしろこれはオイシくない、もっとこうアクシデントとかトンデモ診断とかで酷い目に遭うとかじゃないの?
これは『初めての病院日記シリーズ』にあるまじき展開ではなかろうか。

医者からの注意事項は、20分ほど綿を噛んどきゃ血は止まるから晩飯も食っていいんだとさ。
でも1時間ほどで麻酔がきれるから・・・云々

それだ!
きっと麻酔がきれた後、酷い目に遭うんだ俺は。

飲んで帰れと言われて痛み止めを1錠飲んで帰宅。



・・・・ ・ ・ ・  ・


その後、とくに痛みに苦しむことも無く。。。


10年前に抜いた時は1晩中流血しながら耐えた記憶があるのだが、10年で医療技術はざましい発展でも遂げたのだろうか。

いや、日々 人並み外れた巨大口内炎と死闘を演じている俺にはもはや人並みの口内の痛みなど通用しないのだろうか。
うん、そうだったらいいな。


9月5日

また親知らずを抜いた。
先週と同じような描写になるので書くまでもないが、
1度くらいじゃ慣れないな、あの恐怖は。

左上・右上と攻略し、来週は最難関の左下。
中6日ごとに先発ローテーションの如き間隔で歯が減っていってます。

「下の奥歯はデカいから覚悟がいる」って言われてるんだよなぁ。。。

じつに憂欝な1週間になりそうだ。


9月13日

先週・先々週の歯科にて上親知らずを抜いた際に、先生や看護士さんにかけられた言葉。
「上の歯なんですぐ血もとまりますよ。」
「下なら覚悟しないといけないところですけどね。」
「今回は上だったんで痛みもあまり続かなかったでしょ。」
などなど、歯を抜いた俺に優しい言葉をかけてくれました。

おかげで下の親知らずを抜く今回、怖くて仕方なかったんですけど。。。


診察台に寝かされると、簡単に説明。
「まず根が深いので2つに割ってから抜きます。
 あと歯がボロボロで掴める部分が殆ど無い上に、もろくて掴んでも引っ張ると砕けるので結構大変かも。」

早速不安が増したところで、いつものように口の部分だけ穴の開いたタオルを顔にかけられる。
これで麻酔をされた後は、何をされているかは分からなくなるのだが、
「ウィィィィーーーン」ってな いかにも歯医者な音が鳴り出したあたり、歯を割ってるんだろうなと予想。

そのあとはもう何か引っ掛けては「バキッ」、引っ掛けては「バキッ」ってな音がしてるので、歯が砕けてるのだろう。

しかし砕ける回数が増すに従って、明らかに医者の装備が巨大化している。
歯よりも指で広げられている口の入り口の方が痛い。

それでも難航しているらしく、段々医者の俺の顔にかけてくる体重が強くなる。

息が荒くなってくる医者、
裂けそうな口、
体重かけ続けられて折れそうな首、

痛いわ!!
口を封じられてなかったら叫んじゃってるよ、きっと。

しまいには「こんなの邪魔」と、顔にかけられているタオルを取られ、飛び散る液体はすべて顔にオン。
視界良好、医者の形相も見えるようになり、地獄絵巻の様相を呈す。

激闘の末、抜けたのだろう、「縫合」との台詞の後、糸で縫われた。

そんなこんなで俺の『親知らず』との戦いが終わった。
はずだったのだが、

夜中、痛すぎて眠れねー。
明け方、さすがにキツイので痛み止めのドーピング量を倍にしてなんとか落ち着く。

そして翌日、体調最悪。。。

寝不足だわ、
熱が出るわ、
血の飲みすぎで気分悪いわ、
痛み止めが切れてくると口だけでなく頭痛も酷いわ、
痛くて飯も美味くないわ、

ここまでは覚悟してませんでした。

来週 抜糸するらしいが、まさかそれまで続かんよね、この状態。

俺の正気を保たせる『痛み止め』、のこり3錠。
じつに不安であり、もはや依存症。


9月17日

地元の友人連中企画の草野球の試合。
台風襲来日ってことだったので中止かと思いきや、朝の時点でなぜか良い天気だったので決行。

主力2人がサボったおかげで、男5・女4のギリギリチーム編成。
そのせいで今回、先発投手に任ぜられる。
いまさら言うまでもないが、俺は肩の弱さには定評がある。
かといってコントロールが良い訳でもなし、ひどい人選ではあるが、まぁ相手も普段は草サッカーチームの集まりらしいし、 はやい話が「打ち勝て」ってことなのだろう。

今日のMyテーマは討ち取るではなく、『ストライクゾーンに届かせる』に決まった訳だが、 どーしても(特に初球強めに投げたら)バッターの体の方向にボールが行ってしまうのは、 ふだん普通にキャッチボールしかした事無いせいで、一番手前に立ってる人の方に放ってしまう習性ということで間違いなかろうか。

しかし投げてみると、近目の球があるせいか、意外と打たれない。
いくつか三振まで獲ってるという逆誤算。
とにかく球は遅く、球種は無くてもストライクゾーンへ放っとけば草野球はけっこう何とかなるようだ。

とまぁ、それも4回までの話。
5回に入った頃にはもう肩が限界。
普段、「20球肩」と宣言している俺が4イニング投げただけでも快挙なのだが、 すでに肩が上がらずキャッチャーまで届かせるのがやっと。
とうとう初4球とエラーで2失点。
そんな訳で今日の投手成績:5回 3安打 1四球 2失点。
相手が相手だけどけっこう良いんじゃないの?


午後は大和川河川敷に移動してバーベキュー&流しそうめん。
ホームセンターで戸井を買ってきて無理やり流しそうめんを行ったのだが、味的にはふつうにそうめんを食うのと特に変わりなし。
悪ノリで楽しめるのが利点ではあるが。


台風上陸日だったのでズブ濡れ覚悟で家を出たのだが、
顔面日焼けで真っ赤&ヒリヒリの大誤算。


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