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7月1日

すっかり気候も良くなりまして、冬場まったく動く気がしない俺も、今は活動期に入っております。

そこで土曜・日曜と、キャンプに行ってきた。

場所は関西のキャンプの定番、奈良県吉野の山中。<定番?

大自然の中を駆け回り、人間らしさってやつをとりもどしたいところでしたが、当日は
あんな状態で川などの自然に溶け込もうものなら、人間らしさを取りもどすどころか命を取られます。

まぁ 雨になることは予想がついてたし、ハナから期待もしてなかったのだが。

例によって旅行に備えての体調管理など考える気などさらさら無いメンバーども、
ほぼ全員寝不足で参戦。
明け方まで競馬予想してた者や朝まで遊んでいた者、まぁ俺も3時までFFXIやってたので他人の事は言えない。


ケータイの電波も届かぬ山奥、
雨の降るバンガロー、
道一本封鎖すれば完全に孤立する地形、
金田一やコナンなら間違いなく殺人が起こるはず。

とはいえ、殺されるほど恨みを買うような野心も無けりゃ、殺すほどの覇気も持ち合わせぬ我ら捨て犬軍団は、 そんな外界から遮断された空間でダラダラと休日を過ごす。

そう2日間ダラダラと。。。
雨で小屋からも出れないしねぇ。

いつも通りの休日を場所を山奥に移してみましたということで。


(オチすら無い)


7月4日

FFXIでの描画に難がある ⇒ 新しいグラフィックカード購入&挿入 ⇒ ドライバを入れなおしたらdllに障害発生  ⇒ 調査の結果、WindowsMEで同じような症例が多数 ⇒ OS再インストール
のダメコンボでしばらく更新など滞っておりました。

気付けば7月・・・もう今年も半分終わっちゃいましたか。。
月日の流れがこんなに速く感じちゃうとはねぇ。
ワシゃ何歳だ?


7月7日

色々な客層を相手にするタクシー乗務員は、 客とのトークでは人それぞれ主義主張の異なる”宗教”と”プロ野球”の話題はタブーであると聞いたことがある。

これは不特定多数の人が閲覧し、とくにターゲットを固定していないウチのようなサイトにも言えるのではないかと思い、 なるべくプロ野球の事は書かないようにしてきた。
(これでも控えてたつもりなのだ)

しかし このサイトの閲覧数、3ヶ月で215HIT、
うち200は自分か身内とみて間違いあるまい。
ということは、最初に書いた不特定多数ってとこが、限りなく特定少数であり、まぁ いいかって感じです。


日曜日、俺は野球を観に行った。
大阪に住む俺がセントラルリーグの試合を観に行くとなると、 基本的に甲子園となるのだが、先に俺の名誉のためにくれぐれも言っておくと、
俺は阪神ファンではない。

例年、常に適度にスタンドが客で埋まり、 盛り上がりつつも悠々と応援できる甲子園レフトスタンドなのだが、 迷惑なことに今年は阪神の調子がイイため、チケット購入にも長蛇の列。
おかげで午後6時からの試合のチケット購入に朝9時半から並ぶハメに。。。

途中降り出した雨などにうたれながら、待ち続けること約8時間、
明らかに待ち疲れてテンションの下がった午後6時に試合は定刻通り開始された。

くしくもこの日は野球観戦初体験の友人を伴っており、
あのトランペット部隊と共に白熱する華やかな応援を体験させてあげたかった。

そんな俺の目に映ったもの、
いや、正確には俺の目に映らなかったもの、


。。。。応援団がいない


アカペラで応援。
微妙に揃わない応援。
ふだん楽器の部分も口で行う応援。

ありえねー

まぁ たまにはこんな応援も新鮮でアリとしよう。
しかし一緒に行って友人、
デビュー戦がメジャー式応援。

彼女は再び応援へ行くことはあるのだろうか。




これについて、後で調べてみた。
応援団といっても、一つではなく、球場ごとにメインとなる団体があるらしく、
そこが中心となって応援し、他球場の応援団も駆けつけて応援に参加するといった形式らしい。
ところが、不確かな情報だが、どうやら甲子園の応援団と他の応援団との間で、何かイザコザがあったらしい。
はたから見ればたわいも無い内輪もめだが、そんなこんなで甲子園の応援団が解散したとかしないとか。
阪神ファン同士のケンカなんてのはもはや恒例行事の如く見かけるのだが、
まさか味方の応援団同士でケンカとはねぇ。

とはいえこの時期の首位チームとの試合に応援団が来ないってのはかなり問題があるのでは。。。
ファンの代表とは思えんな。<- 珍しくマジメな見解


7月14日

野球ネタ連発。
明らかに開き直ってるな俺。

そう土曜晩はグリーンスタジアム神戸へ行ってきた。
そーいえば今は『ヤフーBBスタジアム』っていうんだっけ。
なんか黒い大人の事情が感じられてイヤなので、俺はグリーンスタジアム神戸と呼び続けることにする。

とはいえ、べつにオリックスの応援に行った訳ではない。

さすがパシフィックリーグとあって、試合開始のpm6:00に現地に到着しても余裕で座れてしまう。
甲子園とは大違である。

甲子園で慣れたせいか、ものすごくマナーの良くみえる客の中で、相変わらずビジターチームを応援。
花火ナイターってことで5回終了とともに300発の花火が上がり、 たまにはこんな宴会もいいものだ(ひいきチームの応援ではこんな事言ってられない)。


ちなみに結果は負け。
どーもここ2・3年、野球観に来て勝った憶えが無いような。。。
憶えてるだけでもここ3年、8戦8敗。
そーいや必死の思いで観に行った日本シリーズもチーム唯一の負け試合だったなぁ<しみじみ


7月17日

舌先に致命傷ともいえる口内炎を発症している。

3日後に招待されている結婚式では歌を歌う手はずだが、
明らかに歌に支障をきたすこの勢い、しかもコイツ、まだ成長期にある。
いや、歌以前に喋るのもままならないこの惨状、
寡黙に世に食む孤高の戦士へクラスチェンジですか俺は。<beポジティブ

普段から口内炎の無い時期の方が少ない体質だが、たまにこういう大物が現れる。
当然 口に物など入れようものなら悶死しかねないが、
何でこれでいつも痩せないんだろうね。。。


7月18日

口が痛くてロクに食ってないのに今日は腹も下しております。
どーいう仕組みでしょうか。


7月21日

「 痛みに耐えてよく頑張った!
                  感動した! 」


コイズミ君が来賓席にいたらきっとこう言ったであろう。

明らかに毎日成長を続けている舌先の口内炎を抱えながら、俺は歌いきった。


そう、昨日は以前の勤め先のカサンドラ社(仮名)からの友人、ロッテ(仮)の結婚式だったのだ。

カサンドラ社(仮)OB6名で披露宴に乗り込んだのだが、 ロッテを含めた7名全員に、カサンドラ社に所属していた事は汚点との認識があり、 ロッテ氏の式で紹介される経歴からも、その点については見事に抹消されていた。

彼が完全にその経歴を消すには、我ら7人を消す必要があるのだが、 我らも命が惜しいので、あくまで野球仲間として紹介してもらった。


今回の歌に関しては、カラオケが用意されないため、 元吹奏楽部というメンバーの1人にバイオリンを弾かせ、 その音楽のみで歌うこととなり、2日ほど練習したのだが、
新婦側からも歌を歌う人がいたようで、彼女の歌う様を見た時、 我らは衝撃を受けた。

思いっきりカラオケで歌っておられる。。。

ハメられたか。
開き直って歌う。 ・ ・ ・ 3箇所ほど噛んだ。。。


その後2次会。
貧乏人には身を切るような会費をもって参加。
バイキング方式で料理が出るも、もはやカテナチオの異名を誇る門番こと我が口内炎は、 料理の口への進入を許さない。


そんな涙ありの結婚式であった(痛みでな)。


ちなみに2次会お約束のBINGOは、
30順以上数字が読み上げられたが、結局俺のカードは4つしか開くことが無かった。


7月28日

日本人はどーも夏より冬が好きな方が多いみたいだが、俺はかなりの夏派です。
かといって夏だから何かに打ち込む訳でもなく、日頃のアンチ冬の影響で自然に夏に肩入れする傾向が強いだけである。

ちなみに冬が嫌いな理由には次のことがある。
  ・頻繁に風邪をひく。
  ・起きてからの動きが悪いため、毎日が遅刻との戦いになる。
  ・重装備になる。
  ・プロ野球がない。
  ・スノーボード(スキー)に誘われる。

などと基本的に『寒い』ってことに起因するものばかりだ。

逆に夏のイイところって何だろうか。
  ・ビールが美味い。(説得力低下)
  ・軽装備(ダサさ丸出し)
  ・プロ野球がある。(完全に個人的趣味)
  ・海(プール)に誘われる。(ダメだコイツ)

クーラー効きまくりの部屋で布団かぶって昼寝したら何であんなに気持ちいいのかね。

そんなわけで梅雨が明けたのは非常に喜ばしいのだが、
なんか全然暑くないねぇ。
クーラー無しに真っ昼間に寝てられるしねぇ。
もうちょっとこう夏っぽくなってほしいのだが。

と思ったら、いつの間にかもう8月。
あと1ヶ月で夏終わり!?


7月29日

当初は些細な違和感から始まった。
その時はまだ、アイツがあれほどの潜在能力を秘めているとは思いもしなかった。
伏龍と称して語弊なし。
戦いはその2日後、開始された。
序盤の攻勢に対して意識の薄らぐ瞬間もあった。

まさに死闘。

短期決戦を望む俺の思惑を見透かすかのように展開された持久戦。
永遠とも思えた戦いの中で、ときには怨みもし、ときには欝屈ともした。
しかし、お互い成長もした。
こちらの防衛兵器はもはや相手に有効打すら与えられぬと悟りつつも最後まで諦めなかった気力と精神力。
熾烈極める勝負の中で、秘めたる力を引き出し、高め合ったのだ。


だが、始まったものにはいつか終わりがくる。

そう 俺は耐えしのいだ。
決して勝ったわけではない。
負けなかっただけだ。

2週間、その強大かつ圧倒的な力で口内に止まらず我が上半身を席巻した口内炎に、もはや勢いは感じられない。

だが、何も隠すことなく、総てを晒け出して正面からぶつかりあったからこそ、俺達はいつしか分かりあえた。
そして今だからこそ言える、

おまえは最大の強敵(とも)だった。


8月3日

劇場公開中の『ターミネ−ター3』を観に行くのに先駆けて、
レンタルで『ターミネ−ター』を借りて観た。

懐かしの特撮映画を観ているようなあの未来のシーン。
恐るべきチープさをかもし出す衝撃のCG。
なによりターミネ−ターが若い!

時の流れを思い知る。
そしてターミネ−ター(殺人者)ってだけあって、人殺しまくりだった。


俺的にもっとも笑えたのは、レンタルショップで『ロッキー』シリーズがコメディコーナーに置かれてたこと。


8月10日

先週に引き続き、『ターミネ−ター3』に備えて『ターミネ−ター2』を観た。

『1』のあの円谷プロが創ったであろうあの特撮とはうって変わって良く出来たあの映像。
改めて観て、面白れーなぁ この映画。

じゅうぶん完結してるような気もするが、『3』はこの後にどう後付けするのだろう。


8月14日

時期的にそろそろ戦争のドキュメントや映画が放送される時期ですが、
もう『蛍の墓』だけは勘弁してもらえませんか。
戦争の悲惨さを後世に伝えるという意図は解るんですが、
あれ悲惨さ伝わりすぎ。
観る度に凹むどころか、なんだか生きていくモチベーションが下がります。

それにしても よくよく考えてみたら、
何故いつもこの時期なんだろうか。

いつの間にやら "戦争=暑い・夏" な感覚がある。

映画の内容なんかにしても、なぜか舞台背景は夏なイメージしかない。

確かにこの時期に原爆・終戦の一つの節目があり、その季節を目安に当時の出来事を伝えていこうとするのは分かりやすい話ではある。
でも何だろうこの違和感は。

べつに夏だけ戦争してたわけでもないどころか1・2年で終わったわけでもなく、かなり長くて不毛な戦争だったはず。
節目でいえば、アメリカとの直接対決の起点となった真珠湾攻撃は12月だし、 東京空襲は3月、その他諸々事件なんて1年中起こっている。
第2次大戦の開戦が 9月って事に至ってはほとんど知ってる人がいないのでは。。。

なのに夏のこの時期だけ積極的に戦争に関する特集や教育が施されるのは何故だろう。
たぶんこういう事ではなかろうか。

今は(少なくとも俺の場合は)、終戦前の民間人が酷い目にあう映像なんかを見せては半洗脳的に 戦争はダメって教え込むだけな感じがする。

身内が一方的に酷い目に遭う、民間人が被害を被る。
そう、戦争が悪だと教えるにはこれが一番手っ取り早い。

日本でいうと、戦争末期のこんな光景の数々。
逆に初期の日本が快進撃を続けるシーンなんてのは効果が薄い。
勝つ楽しさを少なからず覚えてしまうから。

最近の例でいうと、NYの航空機特攻のシーンを流したり、現場に集まっては テロの悲惨さを訴えて、とのアメリカのシーンをよくテレビで見かけるが、
アメリカが反撃して、イラクで快進撃を続けるシーンで反戦争を訴える光景なんてのは殆んど見かけることはない。


ちなみに、これはあくまで俺個人の考えだが、
戦争の悲惨さや戦争なんかやってもロクなことがないって事を教え伝えるのは確かに賛成。
でも、あくまで教えるのはその入り口を開いてやる程度、知識の吸収の敷居を下げてあげて、 具体的な戦闘の事実やその本質ってのは本人が見て考えてそれぞれの意識を持っていけばいいと思う。



たまにはこんな感じで真面目なテーマで日記を書くのも大事かと。。
サイトのイメージに反しますか。。。はい 気をつけます。。


8月18日

紳士の休日は競馬場で過ごされる。
その休日が大型連休ともなろうものなら、当然行かねばなるまい。

なに? 今は関西では競馬の中央競馬の開催が無い?
そんなもん 小倉に行けばいいだろうが!!

夏空にでっかい花火を打ち上げるべく、気違い2人が金曜の早朝 大阪を出発。
もはや旅のお約束となっているが、この日も天気は雨、大雨警報付きである。
日頃の行いの賜物というか、生きてていいですか、俺。

今回のミッションは25時間以内に小倉競馬場指定席を攻略、我が競馬勢力図を拡大するとともに、 大勝ののちに我が競馬史に新たな1ページを記すことにある。

九州まではかなり距離があるとはいえ、時間にも余裕を持たせてある。
そこで、かねてより予定の候補に挙がっていた、『広島で広島風お好み焼を食う』を決行に移す。
なんせ俺はこのために食事を4食抜いて腹を空かせておいた。
もはや広島焼を晩御飯にする余裕など無い。
何としても昼に到着すべく、相棒のマシン『マーチ改』を飛ばす。
正午過ぎ、広島到着。
車は駅の駐車場に置いておき、路面電車で移動する。

駅から2つ前の駅が見えるほど駅同士が近い。
何者かの策略で意図的に焦らされているかのようにその総ての駅に停車する路面電車。
店の席に座った時には時計は既に13時を回っていた。
むさぼるようにお好み焼きを食う。
しかし思わぬ現実が待っていた。

食事抜きすぎで胃が小さくなったのか一瞬で満腹。


さて、この日はくしくも8月15日、終戦記念日である。
その日に広島原爆ドームの前に立つ殊勝な我ら2人。まぁ競馬のついでだがな。
実は中学の修学旅行以来2度目の広島なのだが、始めて来た相棒と共に原爆資料館を見学。
中学の時、何気に観たあの時の数倍の衝撃を受ける。
子供を無理やり連れて来る人が多いみたいだが、最低限の知識を持って大人になってから観た方がいいと思うよ。
資料の数々に見入って資料館を出てきた俺、明らかに1時間前よりテンションが低下している。
まだ旅の前半にもかかわらず、凹みすぎで口数が少ない。
気を取り直して食べたカキ氷に、よりによって赤いシロップをチョイス。
血の色の液体で吐きそうになる。

夕刻、再び車に乗り込んだ我らは、山口・北九州方面へ向かう。
途中、山口の田舎で発見した温泉に立ち寄り、風呂に入る。
想像以上の硫黄臭、シャワーのお湯まで硫黄臭がたちこめる。
頭を洗っていて、またも吐きそうになる。

午後10時前、小倉到着。
居酒屋での前祝いを終え、車内で睡眠。
まさに磐石の体勢である。



8月16日6:30、小倉競馬場ゲート前、A指定席券GET。
小倉競馬12レース、新潟競馬1レース、札幌競馬3レースの全16レースに勝負をかける。
傾向と対策も万全、負ける気がしない。
そして夕方


 ・ ・ ・ 歴史的大敗。


もはや大阪へ向けてしっぽ巻いて逃げるしかない。
恐るべし小倉競馬、当たる気がしない。
あー 秋競馬が待ち遠しい。。。



余談だが、小倉にいた約20時間に感じていた事が一つある。
    とにかく風が強い。
あの辺りはいつもあんな感じなのだろうか。
屋外で新聞なんて読んでられなかったのだが。

どーりでモンゴル軍が攻めて来るたびに都合良く神風なんておかしいと思ったら、
常に強風が吹き荒れていたのか。


8月19日

どーも家に居る時の自分は、普段に比べ著しく知能が低下していると思われ、
その証明として数々の症例が挙がっているが、その内のいくつかを上げてみると

●症例1
         自室にて、風呂にでも入ろうかと思い、脱ぎ捨てていた靴下を持って部屋を出る。
                ↓
         (この時点ですでに当初の目的はほぼ忘却済と思われる)
                ↓
         無意識のままトイレに入る。
                ↓
         洗濯カゴ感覚で、洋式便器に靴下投入。

●症例2
         自室にて、風呂にでも入ろうかと思い、ぼんやりと部屋を出る。
                ↓
         (この時点ですでに当初の目的はほぼ忘却済と思われる)
                ↓
         無意識のままトイレに入る。
                ↓
         パンツを下ろし、便器に腰かける。
                ↓
         約1分後、便意の無さに気付くと同時に風呂に入ろうとして部屋を出たことを思い出す。
         (どーやらボ〜っとした俺を歩かせるとトイレに入る傾向があるようだ)

●症例3
         歯を磨きに洗面所に行ったハズが、風呂に入っていた。


そんな俺も今では社会人になり、最近ではあまりそのような症状も見られなくなった。
しかし昨日の事である。
最近は通勤等の移動時間に携帯電話のメールで日記を書き、 パソコンの前に座った時にそれをパソコンに送信、 テキストエディタにまとめてUPするのだが、
確かに眠たかったとはいえ、日頃のコピー&ペーストの習性か メール送信することなくパソコンのマウスカーソルを携帯電話のモニターに持っていこうとマウス駆る末期的症状。

恥ずかしい上に地味すぎる。
そこには社会人になり、ひと回り小さくなった俺がいた。


8月26日

今日は研修会に参加した。
何の研修かというと、『BML』。
デジタル放送の番組を作成するための言語らしい。
なんでも他社との営業の関係から、我が社からも社員を研修へ参加させる事となったみたいだが、
なぜ数いる社員の中から俺かというと、俺だけヒマそうだったから。

デジタル放送ってだけあって、研修場所はテレビ局。
おおー!? なんか業界人っぽいこの優越感は何か。

そもそもこの企画自体の理由はというと、
国策で大々的にデジタル化が進むのに反比例して、
技術者が不足している。
そこでこういう研修会を開き、広くBML技術者育成の種を蒔こうという訳だ。
うん。確かにBMLなんて2・3日前まで存在すら知らなかった。< 失言

テレビ局と言ったが、正確には某局敷地内にある大阪タワーと呼ばれる塔の上。
そこに映像に関する最新設備が整っている。
専用エレベーターで地上104Mへ上り、自由には降りることはできない監禁状態。
そこで約5時間の研修が2日間。
今日がその1日目だったのだが、技術者不足に困ってる割には何かコソコソとイベントを開くのは何故だろう。
しかも受講人数5人。
そこに俺を入れるあたり、まったくどーかしてる。
ホントに人手不足なのだろうか。
地道な底上げである。
そーいえばショッカーも世界征服の手始めに幼稚園バスから襲ってたっけ。


1日終わった時点で解かった事は、
小さな会社には敷居が高いって事。< ミもフタもない


9月1日

短い夏もとうとう終わり九月、
残暑が続くながらも暦は秋。
日が落ちるのも早くなり、夏の終わりが寂しく感じられる今日この頃。
ある夏の日の怪談と称して夏の思い出でも語りましょうか。

それはお盆休みの小旅行、小倉への競馬旅初日の高速道路での事、
俺はある地名の看板を目にした。

    『 尾道 』

知ってる・・・
なぜだろう、来た事も無いはずのこの地名を俺は知ってる。
それもただ名前を知ってる程度ではない、
歯がゆくも思い出せないのだが、何かこの地に関する記憶を俺が持ってることは判る。

そして数時間の後、ついに思い出した。
゛尾道は『桃鉄』で貧乏神のなすり合いをするところだ゛ < 誰が分かる?

尾道といえば『尾道ラーメン』、食に疎い俺でも知ってるくらいだがら、きっと有名なのだろう。
こうして目に留まったのも何かのめぐり合わせ、帰りの晩御飯は尾道でとることに決まった。


午後8時半、高速道路を尾道出口で降りると、そこは山の中。
市街地と書いてある矢印に従って相棒の愛車『マーチ改』を走らせる。
尾道ラーメンとの看板を掲げるいくつかの店は、街道沿いにすぐに現れた。
しかしそう簡単に店を決めることはしない。
尾道ラーメンの本拠地と予想される市街地へと向かう。

10分ほど走っただろうか、手持ちの地図では広域地図のため距離が測り辛いものの、 そろそろ市街地ではなかろうかと思われる場所まで来た。
現に周りの景色も深遠の木々から人口の建造物へと変わっている。
しだいに建物の数は増え、4階立てくらいのビルもちらほらと目に映り出す。

町に着いたと感じると同時に、何か違和感も感じた。
道路標識を見ると、小さな高架下を横切るのが国道2号線、正面が市街地となっている。
そしてそのまま50〜100メートルほど進むと再び看板が見える。
    「 この先 海 」

市街地は?・・・

仕方がないので看板の前のT字を左へと曲がる。
すると次第に視界が広がる。
駅があり、その正面には百貨店らしき大きな建物が見える。
他にくらべ妙に整備されたその景色は少し異様に映る。
しかしここで、先ほどから感じていた違和感の理由が解かった。
時間にして夜9時にもかかわらず、人の姿が全く見えない。
それどころか高速を降りてから一人の歩行者も見ていない。
もちろん駅の周りはラーメン屋どころか全ての店舗が閉まっている。
よくよく考えてみれば、建物の数の多さに対して、灯りの数が少なすぎる。
住宅街にも入ってみたが、まるでゴーストタウンの様相を呈している。

里帰りか?。。。
いやむしろ里帰られだろうこの辺りなら。
見上げれば異様に小高い丘の上には城と思われるシルエットが薄っすらと浮かび上がっている。

この文章だけでは大袈裟だと思われるかもしれないが、怖い。
尾道の方がこの文章を見ればきっと不愉快なのだろうが、マジで怖かった。

逃げ出すように町外れへと戻り、そこでラーメンを食べて帰った。
俺に常識が無いのか、あの町が異様なのか。
そんな夏の小さな冒険。


9月4日

我が草野球チームは、通称『奇跡の野球チーム』と呼ばれている。
これは別に奇跡の勝利や奇跡の逆転優勝を成し遂げた訳でもなければ奇跡の救出劇を演じた訳でもない。
それどころか1プレーごとに奇跡が必要という意味である。

具体的に説明すると、フライの場合、キャッチするのに1奇跡、
ゴロの場合は打球をさばくのに1奇跡、ファーストへの送球が暴投にならないために1奇跡、ファーストがキャッチするのに1奇跡と 1つアウトを捕るのに3奇跡も必要になる。
仮に相手の打球が総てゴロだったとしたら、9回27アウトを捕るのに81もの奇跡が必要となる。
この上に得点をするための奇跡まで考慮すると我らが無難に試合をこなす確率は、 地球に巨大な小惑星が2014年に激突する可能性90万9000分の1(英政府機関調べ) をも凌駕しそうな勢いすらある。

チーム結成自体は2年ほど前ではあるが、ひどい時で半年練習の無い時期もあったりと、 結局メンバー9人揃ったのがつい先週。存続自体が奇跡的と、まさにその名に恥じぬ奇跡っぷり。<恥じろ

元々チームに野球経験者はいない。
プロ野球バカが集まっただけのチームであるため、知識だけは豊富(テレビで観える部分限定)なのだが、
知識があるのと身体が動くのは別の話。


ところがそんなチームに試合の話が持ち上がっている。
世の中にはやって良い事と悪い事があり、我らが試合をするというのは、どちらかというと悪い事に入ると思われるのだが、
なぜがチームメイトは大喜び。
彼ら自分を追い込むにもほどがある。

さすがに危機感も持ち合わせているらしく、ここのところ練習回数も増えている。
まぁ そうやって皆の士気が上がって練習に身が入るってのは良い事なのだが、
試合が決まって最初にチームが行ったことが、守備位置決め(早いもの勝ち)ってところに前途の多難さが滲み出ている。


ちなみに俺は2番セカンド。
極端な弱肩の為、ここからならいくら何でもファーストに届くだろうって事でセカンド。


9月10日

我が家の隣には、1歳上の幼なじみが住んでいる。
幼い頃は毎日のように共に遊び回ったものだが、やはり中学・高校ともなると同級生と遊ぶ機会が多くなり、 あまり遊ぶ事も無くなった。
さらに高卒で社会に出た彼に対し、予備校・大学・専門学校とまさにダメ人間決定トーナメントへ踏み込んでしまった俺。
ここで完全に2人の道は別たれたといっていい。

ほとんど会うことも無くなったが、隣に住んでりゃ流石にある程度の彼の状況ってものは分かる。
二十歳を過ぎて結婚した彼は、今では立派な2児の父である。
家族で乗れるワンボックスカー、2世帯住宅に建て替え親孝行ぶりまで発揮する彼の足元には、 俺の目にはハッキリとビクトリーロードが見える。
いっぽう俺の方はというと、今まで毎週買っていた『少年ジャンプ』を最近では同僚の右将軍(仮名)に貰っている。
浮いた金で水曜には『少年サンデー』まで買えちゃうのだよ。< あれ?涙が止まらないや

そんな彼と昨日バッタリと家の前で会った。
数分話をしたのだが、そこにはかつて共に駆け回った2人とは思えない一線を隔した生活があった。<大袈裟

彼は夜8時代に帰宅する俺にこう言う、「こんな遅くまで大変な仕事やなぁ」と。
この業界の人間としてはかなり早い帰宅と思うのだが、
彼は自衛官なのである。
演習ともなれば無尽蔵の体力が要求される過酷な職業であるが、
普段の労働時間は短いらしい。
俺としても体力アップが当面の課題であり、そういう事に関しては詳しいであろうと聞いてみたところ、 お勧めのランニング場所を教えてくれた。
俺の記憶ではその場所は少し遠いため、そこまで車で行くのかと尋ねると、走って行くという。
そして、その場所を含めた彼の最近のジョギングコースを教えてくれたのだが、
俺の距離感が間違ってなければ、
・・・うん。かるく10kmはある。
俺、家の裏の駐車場に停めてある車まで走ってバテるのだが。

日本の平和はおとなしく彼に任せます。


9月17日

カワイイ瞳に愛くるしい仕草。
今をときめくペット界のアイドル小型犬、チワワ。

帰宅途中の住宅街、前方から歩いてきた散歩中のチワワに鬼の形相で吠え立てられました。
飼い主が抑えなきゃ間違いなく跳びかかられてました。

なんだかお酒が飲みたくなりました。


9月20日

今日は我らが奇跡の野球チームの初試合の日でした。

先月の小倉旅行以来の屋外イベントだったのだが、まぁ 毎度の事ながら小倉旅行の時と同様に雨。
いつも俺の予定を見計らったかのようにその3・4日前に発生する台風。
こうなる事は端から予測済みながら、やはり中止。

2週間後に延期だそうです。
おそらく2週間経てば4週間後に延期になるんだけどね。


9月26日

好きな言葉は『勝てば官軍、負ければ賊軍』。
まぁ俺の人生思い返してみると間違いなく賊軍ですがね。
こんばんは。

ここのところ大して何があるわけでもなく、良くいえは平穏、悪くいえばつまらない日々を過ごしており、
今日もそんな感じで終わっていくかと思われた午後9時30分、
フットサルに誘われる。

基本的に野球人間な俺ではあるが、フットサルの存在くらいはさすがに知っている。
サッカーの狭い版とだけ認識していたが、特にそれ以上の説明もなく5対5の実戦形式でスタート。
オフサイドがあるのか?ゴールとペナルティーエリアが狭いが、キーパーは手を使っていいのか?
など疑問があったが、これは聞くと恥ずかしいのだろうかという疑念が俺を踏み留ませる。

ちなみに俺の最終サッカー歴は、以前にも書いたが高校時代の体育の試合でのサッカー。
あの時間唯一ボールを蹴ってみようと思って足を出すも、ボールではなく地面を蹴り、 右足薬指を脱臼。
もう10年も前の事である。

まぁそれ以前に開始10分で活動限界、体力の無さを露呈したのが総てってとこか。。。
寄る年なみには勝てんって事で。

得点はちょっと慣れてきた終了まで5分を切ってから決めた2ゴールだけでした。
に・日本人はやっぱ野球だよ。。。。


9月29日

我がチェルノブイリ社(仮名)開発チームのエースである年下上司(仮)が入院した。
なんでも土曜日に風邪っぽくて病院に行ったら『ぜん息』との診断を受けて緊急入院となったらしいが、 ちなみに彼が咳きしてるのを見た事がない。
むしろ普段は俺のほうがぜん息ぎみに咳きをしまくっており、 去年 咳きが1ヶ月止まらず、その度に胸に激痛が走るため医師に診断を受けた結果が『筋肉痛』。
そんな俺と打って変わってピンポイントで重病の診断をGETした彼には心底お見舞い申し上げる。

ただ、申し訳ないことに今日俺がへコんでいた理由はその事ではなく、夢路いとし師匠の訃報のためである。


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