ブログさらにはSNS全盛のこの時代に昔ながらのテキストサイトでお送りしております。
時代遅れを「クラシックスタイル」と言い張って、今日もムダ話を垂れ流していきますよ。

9月26日

大谷翔平が凄いのは知ってる。
テレビを点ければどの局も毎日大谷の話題に溢れている。
メジャーで記録的活躍を何年も続けているのだから、本当に凄い選手だということがよく分かります。

で、我が家での大谷の扱いがどうなってきたかというと、最近ではテレビで大谷の話題が始まると、家族がチャンネルを変えるようになってきました。

嫁サマに聞いてみると、「大谷くんが凄いのは分かるけど、もうウンザリしてきた」と言う。
子供たちにいたっては「大谷ウザい」と、まさかのアンチになっていた。

ここからは俺の個人的感覚。
俺はヤクルトファン、なので日本プロ野球はそれなりに詳しい。だから、そこで活躍していた大谷が夢を叶えてメジャーで活躍するのは喜ばしいことなのだけど、やはり優先順位は
 ヤクルト > 日本プロ野球 > 大谷
となる。

しかし、スポーツニュースでプロ野球を取扱う時間は明らかに減った。もちろん大谷報道がメインだから、他が削られていく。
さらには、他のメジャーリーガーたちの扱いだ。俺にとって大谷は、日本プロ野球からメジャーに挑戦している一人だ。しかし、他のメジャーリーガーについては短時間でも話題に挙がればマシな方で、報道されないことも多い。
大谷の次によく報道されているのがドジャースの山本だと思うが、どう見ても大谷のチームメイトだからだ。

大谷は何も悪くないのだけど、そのへんのあからさまな報道の偏りが鼻につく。
報道でいうと、どの番組もとにかく大谷の全てを絶賛する。まるで関西ローカルのタイガース戦を見ている気分になる。(解説者までが褒めることしかしないから、「ホントかよ」と思えてくるアレだ)
見逃し三振しても、「見逃しかたが良い!」と言いかねない。

フジや日テレなんて大谷にブチ切れられるくらい嫌われていると聞いていたが、それでもあれだけ大谷特集を組みまくるんだから。
もう、大谷ニュースという帯番組に別けてしまえばいいのに、と思う。

こんなことを書いている俺も、ケーブルテレビではフジテレビONEばかり見ているんだから、偉そうなことは言えないのだけど。

9月25日

たまにパソコンを点ける。さらにはたまにメールのチェックをする。
パソコンメールに大事なメールが来ることはまずない。届くアテがあるとすれば、ネット通販で物を買った時の確認メールか、プレミアムバンダイの広告メールくらいなのだ。

ところがパソコンメールの受信箱を開いてみると、いつもとんでもない量のメールであふれている。

パッと見ただけでも、
三井住友カード
Docomo
SBI証券
Amazon
東京ガス
チケットぴあ
ETCサービス
えきねっと
国税庁
NTT
野村証券
楽天カード
Visaカード
PayPay
アップル
ファミリーマート
JACCSカード
LINE
日本郵便
セゾンカード
オリコ
三菱UFJ
American Express
メルカリ
JAバンク
松井証券
ANAマイレージクラブ
などなど。
といったワードを含むタイトルが、何百・何千と乱立しているのだ。

例えばこのAmazonやAPPLEだけでも、日に5・6通は届き続けていて、1日におよそ50通のメールが届いてる。迷惑メール丸出しなのです。そもそもAPPLEやiPhoneといわれても俺はAndroidユーザーだし、ETCといわれても俺は車を持っていない。クレジットカードも持っていないものばかりである。

それらを見ていて思う、何がしたいのだろうと。

本当の俺宛のメールが届いたとしても基本的にこいつらの中に埋もれる。それが狙いなのだとしたら、まさに迷惑メール。
でも、違うのだろう。何の得もなく「迷惑だろうなぁw」と想像して喜んでいるだけの愉快犯とは思えない。

やはり詐欺なのだろう。
しかし、こんなに大量に送りつけて警戒心をMAXに引き上げた上で騙そうとしているのならよほどの上級者、『怪盗』クラスの仕業だ。でもこれも違うんだろうな。

一発当たればラッキーと、めくら撃ちで乱射しているのか、または俺のメールアドレスが出回って、そこに向けて一斉に詐欺の同業他社から撃ってきているのか、このどちらかですかね。

うんざりして内容を読む気にもならないから騙されなくて済むものの、いちいち消してられないのでただただ迷惑な話なのです。

以前、携帯メールに迷惑メールが届きまくっていた時期に、同じような日記を書いたような気がする。
あれはいつの間にかおさまったのだけど、こちらはとどまる事を知らない。

9月15日

よし、気晴らしをしよう。
ということで、関東に出てきて初めて、帰省のついでではない、旅行自体が目的の一泊旅行に出た。

目的の地は新潟県。
初の銅像めぐり遠征であります。

一日目、雨……

「新潟はデフォルトで天気が悪い」と、聞いたことはある。晴れることが稀なのかもしれない。

長岡市で二ヶ所の銅像を撮影して新潟市へ移動。
新潟市で護国神社を参拝。

細かい予定は組んできたが、その通り進むこともなく、ここまでで夕暮れ時に。
新発田行きは断念しました。

案外少ない収穫を悔やみつつ、ボロいビジネスホテルで缶ビールを相手に夜を明かす。テレビの天気予報が言っている、明日の新潟は記録的な雨となる可能性が高いと。酔って大袈裟に聞こえているだけだと思いたい。


二日目、大雨……

新潟県は細長く、バナナのような形をしている。一泊した新潟市はそんなバナナの真中より少し上あたり。そこからバナナの下の方にある上越市へと移動した。

手始めに高田駅で下車。なんでも駅前商店街にある郵便ポストの上に、上杉謙信像があるのだとか。そうとう小さそうですが、さすが謙信公縁の地、そこらじゅうに上杉謙信的な物が存在しているのでしょう。
果たして、お目当てのポストの前まで来てみたわけですが、


何も無い!

調べてみると情報が古かったようで、既に像は撤去されてたらしい。いきなりの空振り。電車が1時間に1本ということで、地方での空振りはなかなかイタいのです。

気を取り直して春日山駅。
ここから上杉謙信の本拠地だった春日山城の跡へ攻めのぼる。

が、その道中で天候は豪雨に。

心折られつつ、上越市埋蔵文化財センターという資料館で雨宿りして雨足が弱まるのを待った。

約1時間後、雨は小降りとなったので、Re:スタート。明らかに覇気の衰えた俺が春日山城を目指します。

坂を上って20分後、城趾の入口に到達。銅像もここに在ります。

春日山城はその名の通り山城なので、ここから上全体が城を形成していた場所なのです。予定では天守跡まで攻め上るつもりでしたが、雨で足場が悪いのと帰りの時間の兼ね合いで、断念しました。


新潟での様子はそんなところでしたが、気になった事が一つ。
東京から新潟市へとつながる新幹線が『上越新幹線』で、東京から上越市を通ってゆく新幹線が『北陸新幹線』、これは罠ですか。

9月10日

よし、暗い話をしよう。

日本は『失われた三十年』なんていわれていまして、ロクに所得は上がらず、外国との相対的な格差がどんどん広がっていき、日本の首都に家を買えるのは一部の金持ちと外国人、なんて世の中になってしまいました。
多分に漏れず金銭的には豊かとはいえない生活しかしてきていない俺はもはや齢五十、明るさの無い未来に不安しかない日々を送っているのです。

多くの日本人が同じような状況なのだとは思いますが、普段の暮らしぶりを書き出してみる。

景気は回復していってるといわれているが、収入は変わらず税金や保険料などのむしられる金額ばかりが上がっていくので、手取りは年々減っている。

維持費がばかにならないので車は持っていない。

生活費で手一杯なので、貯蓄はできない。

外でお茶しようとなると、マクド1択。

家は買うべきか借りるべきか論争があるが、後者を選んでいるがゆえの老後の住処を持たない不安。

国民年金は滞りなく納め続けているが、フリーランスなので老後に貰える年金額は少ない。夫婦の年金を合わせないと家賃すら賄えないかもしれない。

「こんなことをやってる場合なのだろうか」という強迫観念が常時つきまとっているので、ゲームなどの娯楽に昔のようにのめり込めない。

50歳を超えると年齢ではねられることが多く、仕事もなかなか採用されなくなると聞いている先行きの不安。

認知症の父を遠方に待つ不安と、介護していない後ろめたさ。

もはや言うことも聞かず、かといって自分で考えて動くこともしない子どもたち。

と、まぁ多くの日本人が同じような状況なのだとは思いますが、就職氷河期世代は一生報われないなんていわれたりしますし、もう死ぬまで節約のことを考えて終わるんでしょうね。

絶望は死に至る病
と、フロイトは言った
と、エヴァンゲリオンで言っていた
(三段論法)

それにしても、多くの日本人が同じような状況なのだと思うのに、疑問ばかりが湧いてくる。

車を持っている家のほうが多いのはなぜだろう。

スタバが軒並み満席なのはなぜだろう。

都会の居酒屋が盛況なのはなぜだろう。

昔ほどホームレスを見かけないのはなぜだろう。

ゲーム機がバカ高くなっても持っている人が多いのはなぜだろう。

どんなに不景気でどんなにむしり取られても、主導している与党に票が入るのはなぜだろう。

多くの日本人が同じような状況なのだと思うのに、なぜか俺だけ路頭に迷う未来が見えてきた。

不安や恐怖は無知から来るともいう。そこで自分を安心させるため、フリーランスの生き残り戦略的な啓発本を買って読んでみた。

読んでみた内容を要約すると、
「フリーランスは大変だから頑張れ!」
という内容だった。

まったく気持ちが楽になることはなかった。